Vol.3両手打ちバックハンドのキーポイント
その1:腕が身体の回転に遅れないように
両手打ちでは、体幹部の回転を使ってパワーを出すことが重要だが、身体の回転に対して腕が遅れてしまうと(イラスト)、回転のパワーを大きくロスしてしまう。インパクトまでの時間が短いので、一度スウィングが遅れてしまうと、それを取り戻せなくなってしまうのだ。下半身先行で身体を回していく感覚は必要だが、体重移動はインパクト前に止めて、身体と一体になったスウィングを行ない、ラケットがつねに胸の前にあるようなイメージを持つことが大切だ。
その2:腰を回せる体勢を作る
両手打ちの場合、身体が回せずに手打ちになると、両手でラケットを持っていることが邪魔になり、腕を大きく振れなくなってしまう。つまり腕自体がブレーキになって、フォアや片手バックよりもスウィングが制限されてしまうのだ。
そのため、両手打ちでクローズドに踏みこみすぎると(イラスト)、身体が回せず、窮屈なスウィングになってしまう。下半身の使い方がうまい選手は、写真のように右足を軸にしてきれいに身体を回すことができるが、基本的にはあまりクローズドになりすぎないように注意したい。
 |  | | クローズドスタンス過ぎる | 右足を軸にして身体を回す |
その3:高いボールにはテイクバックを高く
両手打ちは、高い打点でも力を入れやすいという大きなメリットがあるが、面をかぶせるように打つと(イラスト)ネットやアウトのミスが多くなってしまう。そうなりやすい人は、テイクバックが低いことが原因になっているケースが多いので、写真のように高いテイクバックを意識して、高い打点で強打できるというメリットを最大限生かすように工夫してみよう。
 |  | | 面をかぶせないように | 高いテークバックを意識 |
(テニスジャーナル 2004年7月号)
© SKI Journal Publisher Inc.
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