男子テニスで世界ランク167位の
N・バサバレディ(アメリカ)は、同13位の
D・メドベージェフの元コーチとして知られるジル・セルバラ氏をコーチに迎えた。バサバレディは新体制で17日に開幕する20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)に2年連続で出場する。
>>テニス365 運営メンバー募集中!<<20歳のバサバレディは2年間のスタンフォード大学在学中にチャレンジャー大会などで安定した成績を残すと、昨年の12月に大学を辞めプロに転向した。
今季は1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦で四大大会24勝を誇る
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたものの、第1セットを奪い存在感をみせたバサバレディ。今季はその後もツアー大会への挑戦を続け、ツアー本戦でマッチ7勝を記録。2年連続でNext Gen ATPファイナルズへの出場権を獲得した。
セルバラ氏はフランス出身でメドベージェフを約8年間指導。その間にメドベージェフは世界ランク1位となり、2020年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)、2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、そしてATPマスターズ1000のタイトルを6度獲得した。
2019年にはATPアワードで年間最優秀コーチ賞を受賞。長年に渡りメドベージェフをサポートしていたが、今季8月末にメドベージェフとのコーチ契約は解消していた。
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