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伊藤あおい逆転勝ちで本戦王手

伊藤あおい（2月）

画像提供：ゲッティイメージズ

女子テニスのBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）は日本時間３日（現地２日）、シングルス予選１回戦が行われ、予選第２２シードの伊藤あおいが世界ランク１２７位のＤ・シュニーグル（ウクライナ）を4-6, 6-1, 6-4の逆転で破り予選決勝進出を果たすとともに、本戦入りに王手をかけた。

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２試合に勝利すると本戦に出場することができるこの予選。

２０歳で世界ランク１１０位の伊藤が同大会に出場するのは今回が初。初出場での本戦入りを目指し予選１回戦で２２歳のシュニーグルと顔を合わせた。

この試合の第１セット、伊藤は２度のブレークを奪うも相手に３度のブレークを許し先行される。

それでも第２セット、伊藤は４度のブレークポイントを全てしのぎ相手にブレークを与えず、リターンゲームでは２度のブレークを果たし１セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、序盤からブレークの奪い合いとなるも終盤の第９ゲームで伊藤がこのセット４度目のブレークに成功。最後は第１０ゲームをキープし、２時間１０分で熱戦を制した。

勝利した伊藤は本戦入りをかけ予選決勝で世界ランク１３４位のＭ・イングリス（オーストラリア）と対戦する。イングリスは予選１回戦で予選第１０シードのA・ボンダル（ハンガリー）を下しての勝ち上がり。

なお、同日に行われた予選１回戦には世界ランク１７２位の日比野菜緒も登場したが予選第７シードのＳ・ソリベス=トルモ（スペイン）に敗れている。