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マレーがコーチ、ジョコ「待ちきれない」

ノヴァーク・ジョコビッチ、アンディ・マレー
(左から)ジョコビッチとマレー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは29日、世界ランク7位のN・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを掲載。ジョコビッチは23日に元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)をコーチに招へいを発表したが、今回はその経緯や理由を語った。

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37歳のジョコビッチは23日にSNSを更新し、今年7月のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で現役引退したマレーが今季のオフシーズンから来年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)までのコーチに就任すると発表した。その後は2人の相性などを判断し延長か否かを判断する。

29日にモータースポーツのF1会場を訪れたジョコビッチはマレー招へいについて口を開いた。

「ここ2、3ヵ月は、来シーズンのことを考え、何が必要かを見極める作業をしていたんだ。本当にコーチが必要なのか、必要だとしたら誰にするのか、コーチのプロフィールはどうするのかを考えるのに6ヵ月くらいかかったよ」

「いろいろな人の名前を聞いているうちに、この時点で完璧なコーチは、僕が経験してきたような経験をしてきた人だと気づいたんだ。何度もグランドスラムを制覇している人、何人か考えていたんだけど、アンディ・マレーの話がチームとテーブルの上に出てきたんだ。僕は彼に電話して、どうなるか見てみようと決めた。彼は予想していなかったから、少し不意を突かれたようだったね」

「数日後、彼はそれを受け入れてくれた。これ以上興奮することはない。このコラボレーションは、僕にとっても、みんなにとってもサプライズだけど、テニスにとってはエキサイティングなことだ。彼は私の最大のライバルの1人で、僕らは同い年で、このスポーツのすべての大舞台でプレーしてきたから、来シーズンが待ちきれないよ」

1月の全豪オープンで通算25度目の四大大会制覇を狙うジョコビッチ。1週間違いで生まれたライバルであるマレーを陣営に呼びその頂きを目指す。

また、ジョコビッチとマレーは36度対戦し、ジョコビッチの25勝11敗となっている。


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