男子テニスの広州市 黄浦 国際テニスオープン(中国/広州市、ハード、ATPチャレンジャー)は15日、シングルス決勝が行われ、世界ランク196位の
島袋将は第1シードの
C・オコネル(オーストラリア)に6-1, 5-7, 6-7 (5-7)のフルセットで惜しくも敗れ優勝とはならなかったものの準優勝を収め、2週連続でチャレンジャー大会で好成績を残した。
>>【動画】西岡 良仁が熱戦制し日本が勝利を決めた瞬間!<<>>テニス365ライター募集<<27歳の島袋は前週のロード・トゥ・ザ・ロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初優勝。約1年4ヵ月ぶりキャリア通算3度目となるチャレンジャー大会のタイトルを獲得した。
好調を維持して迎えた今大会は1回戦で第6シードの
M・クレッシー(アメリカ)を下すと、2回戦は世界ランク272位の
バイ・ヤン(中国)の途中棄権により8強入り。準々決勝では第4シードのT・アトマネ(フランス)、準決勝では第2シードの
L・ナルディ(イタリア)を破り2週連続で決勝進出を果たした。
世界ランク87位のオコネルとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、島袋はファーストサービス時に90パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを1度も与えず、リターンゲームでは2度のブレークを果たし先行する。
続く第2セットは両者キープを続ける展開となったが、終盤の第12ゲームで島袋はブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
ファイナルセットも両者ともに安定したプレーでキープを続けブレークが生まれず勝負はタイブレークに突入。このタイブレークで島袋は1度のミニブレークを果たしたものの、相手にこれを上回る2度のミニブレークを奪われ、2時間31分で惜しくも敗れた。
優勝とはならなかったものの、2週連続で決勝に進出し好成績を残した島袋は、試合後に自身のインスタグラムを更新し今大会を振り返った。
「広州CH 準優勝でした。1回戦からタフな試合が続きましたが、最後まで自分らしく戦うことができました。悔しい敗戦ですが、次に繋げていきたいと思います!」
「沢山の応援メッセージありがとうございました!!明後日から始まるATP250 Chengduも頑張ります!!」
島袋は今後、今週行われる成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)に予選から出場する予定。
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