男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間17日(現地16日)、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)は世界ランク46位の
G・モンフィス(フランス)に6-4, 6-7 (5-7), 4-6の逆転で敗れ2回戦敗退となった。この試合のファイナルセット、苛立ちをあらわにしたアルカラスが珍しくラケットを破壊する場面があった。
>>【動画】アルカラスがラケット破壊!珍しいシーン<<>>シナー、ズベレフらシンシナティOP組合せ<<>>シフィオンテクらシンシナティOP組合せ<<今大会は上位8シードが1回戦免除のため2回戦からの登場となった21歳で世界ランク3位のアルカラス。同大会に出場するのは4年連続4度目で、最高成績は昨年の準優勝となっている。
37歳のモンフィスとの顔合わせとなった2回戦は現地15日に開始したが、アルカラスから6-4, 6-6 (1-3)の時点で雨天により順延となっていた。
そして現地16日に再開されたこの試合、アルカラスは第2セットのタイブレークを落とし1セットオールに追いつかれると、ファイナルセットでは第3ゲームで先にブレークを許す。
直後の第4ゲームではブレークバックのチャンスを握りながらこれを逃がしたアルカラス。このゲームをモンフィスにキープされるとアルカラスは珍しく苛立ちをあらわにしラケットを破壊した。その後もアルカラスはブレークバックを果たせず、逆転負けを喫した。
試合後の会見でアルカラスはこの一戦を振り返った。
「本当に厳しい結果だ。キャリアの中で最悪の試合だったと思う」
「この大会ではとてもいい練習ができていた。ここ数日とても調子が良くてボールもクリアに打てていたし、動きも良かったけれど、(2回戦が行われた)センターコートは他のコートと比べて、ボールが速く、よりバウンドもして別のスポーツのように感じた」
「今日の試合から良かったところを見つけるのは不可能だ」
一方、勝利したモンフィスは3回戦で第15シードの
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは2回戦で予選勝者で世界ランク39位の
N・ボルジェス(ポルトガル)を下しての勝ち上がり。
なお、この一戦は同日のナイトセッションに組まれており、モンフィスはダブルヘッダーで3回戦に臨むことになる。
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