男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は16日、シングルス決勝が行われ、第6シードで世界ランク40位の
J・ドレイパー(イギリス)がプロテクトランキング(負傷などで長期離脱した選手の救済措置)を使用し出場した同95位の
M・ベレッティーニ(イタリア)を3-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で破り、キャリア初のツアー優勝を成し遂げた。
>>【動画】22歳ドレイパーがベレッティーニ撃破、初のツアー優勝決めた瞬間<<22歳のドレイパーは今大会、1回戦で世界ランク52位の
S・オフナー(オーストリア)、2回戦で同54位の
M・ギロン(アメリカ)、準々決勝で第4シードでの
F・ティアフォー(アメリカ)、準決勝で同70位の
B・ナカシマ(アメリカ)を下し決勝進出。これにより、次週の世界ランキングでは現在世界ランク39位の
C・ノリー(イギリス)を抜きイギリス勢1番手となることが決定した。
そのドレイパーは決勝戦、元世界ランク6位で今季すでに1度ツアー優勝を飾っている28歳のベレッティーニと対戦した。第1セット、第4ゲームでブレークを許したドレイパーはブレークバックのチャンスを1度も掴めず先行される。
続く第2セット、第10ゲームでセットポイントとなるブレークチャンスを2度掴んだドレイパーだが活かせず。直後の第11ゲームではベレッティーニにブレークポイントを握られるも凌ぎタイブレークにもつれ込む。先にミニブレークを許したドレイパーだがその後2度のミニブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第6ゲームでブレークポイントを1度凌いだドレイパーは直後の第7ゲームでブレークに成功。その後のサービスゲームは全てラブゲームでキープし、2時間4分で勝利した。
ドレイパーは2023年11月のソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、室内ハード、ATP250)、そして今年1月のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)と過去に2度ツアー大会決勝に進出するもいずれも準優勝。今回、“三度目の正直”でタイトルを掲げることとなった。
一方、敗れたベレッティーニは2019年と2022年に次ぐ3度目の大会制覇とはならなかった。
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