男子プロテニス協会のATPは15日、テラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)に第1シードとして出場する世界ランク1位の
J・シナー(イタリア)のコメントを掲載。19歳で2019年大会に予選から出場していた当時、
R・フェデラー(スイス)の練習相手を務めており、その時に受けたアドバイスを明かした。
>>ダニエル 太郎vsコキナキス 1ポイント速報<<>>大坂 なおみvsジェン 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、ガウフらエコトランス レディースOP組合せ<<22歳のシナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で自身初となる四大大会制覇を達成。その後は2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)と3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でも優勝を果たした。
そして前週行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で
N・ジョコビッチ(セルビア)が右膝の負傷により準々決勝を棄権したため世界ランク1位に浮上。自身は全仏オープン初の4強入りを果たし芝シーズンへ移行した。
芝大会の初戦となるテラ・ウォルトマンオープンには2年連続3度目の出場であり、昨年の8強入りが最高成績。初出場となった2019年は予選から出場するも予選1回戦で敗れていた。
そして今回のインタビューに登場したシナーは初出場となった2019年大会でフェデラーの練習相手を務めたことを明かし次のようにコメントした。
「(フェデラーの当時のコーチ)リュティがホテルの階段で僕を呼び止めて、フェデラーの試合に向けてウォーミングアップをしてもらえないかと尋ねてきたのを覚えている。僕は“もちろん、いいですよ”と答えた。とてもいい気分だったし特別に感じた」
「公式戦でロジャーと対戦する機会がなかったのはとても寂しいことだけど、彼との練習セッションは覚えている。彼は僕にメンタル面でのアドバイスをくれた。楽しむこと。一生懸命練習することを楽しんでください、とね。彼が僕に言ったのはそれだけだった。コートを共にするのはとても楽しかったよ」
芝大会初戦に向けては「とても特別なこと。年間を通じて芝コートで行われる大会はそれほど多くないからね。僕がプレーするのはこことウィンブルドンだけなので、今年は2回しかチャンスがない。でも芝に戻って来られてうれしい」と言及した。
シナーは1回戦で世界ランク23位の
T・フリークスポール(オランダ)と対戦することが決定。両者は過去に4度顔を合わせておりシナーの4戦全勝。直近では今年3月のマイアミ・オープン3回戦で対戦しており、シナーが5-7, 7-5, 6-1の逆転勝ちを収めている。
最後に「非常に難しい試合になるだろう。彼は芝でのプレーが上手い。サーブ&ボレーを多用するし、ボレーはとても上手いね。難しい試合になるだろうけど、芝でのプレーを楽しみにしている。自分のレベルを確認する良いテストになるだろうけど全力を尽くすつもりだよ」と1回戦に向けシナーは意気込んだ。
【ディアドラ】最新テニスウエア・シューズ発売中■今ならソックス全員プレゼント>
■関連ニュース
・コレあの素材で出来てます テニスクラファン実施中・シナー 史上29人目の世界1位・シナー初1位 アルカラス2位に■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング