テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は７日に男子シングルス準決勝が行われ、第３シードのＣ・アルカラス（スペイン）が第２シードのＪ・シナー（イタリア）を2-6, 6-3, 3-6, 6-4, 6-3の４時間９分に及ぶフルセットの死闘の末に破り、初の決勝進出を果たすとともに、同大会初制覇に王手をかけた。

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＞＞シナーら全仏OP組合せ＜＜

両者は９度目の顔合わせで４勝４敗。直近では今年３月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）準決勝で、そのときはアルカラスが逆転勝ちをおさめた。

世界ランク３位で２１歳のアルカラスは準々決勝第９シードのＳ・チチパス（ギリシャ）をストレートで下しての勝ち上がり。

一方、世界ランク２位で２２歳のシナーは第１０シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）を同じくストレートで破り、４強へと駒を進めた。

この試合の勝者は全仏オープン初のタイトルをかけ、決勝で第４シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）と第７シードのＣ・ルード（ノルウェー）のどちらかと対戦する。

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