テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、女子シングルス準決勝が行われ、第12シードの
J・パオリーニ(イタリア)が世界ランク38位の
M・アンドレーワを6-3, 6-1のストレートで破り、四大大会初の決勝進出を果たした。
>>シナーら全仏OP組合せ<<>>シフィオンテクら全仏OP組合せ<<準々決勝では第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)を下して四大大会初の4強へと駒を進めた28歳のパオリーニ。一方、17歳のアンドレーワも準々決勝では第2シードの
A・サバレンカを破り、4強に進出した。
準決勝、パオリーニはファーストサービスの入る確率で80パーセントの高水準を記録。アンドレーワに6度のブレークポイントを与えたもののこれをすべて凌ぐ粘りを見せた。リターンゲームでは同じく6度のブレークチャンスを握ると、パオリーニはそのうち4度でブレークに成功。決定力の違いが勝敗を分けた。
1時間13分で勝利したパオリーニは四大大会初優勝をかけて、決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準決勝で第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
シフィオンテクは3連覇と4度目の全仏オープン制覇を狙っており、女王に挑む構図となった。
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