テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
C・アルカラス(スペイン)が第9シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-3, 7-6 (7-3), 6-4のストレートで破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。試合後の会見でアルカラスは第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が棄権したことについて「驚きだよ」と明かした。
>>小田 凱人 全仏OP準々決勝 1ポイント速報<<>>坂本 怜 全仏Jr3回戦 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら全仏OP組合せ<<右前腕部の負傷の影響で前哨戦となるBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)を欠場したアルカラスだったが、今大会は同箇所にサポーターを着けた状態で出場。1回戦で
J・J・ウルフ(アメリカ)、2回戦でJ・デ ヨング(オランダ)、3回戦で第27シードの
S・コルダ(アメリカ)、4回戦で第21シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を下し3年連続の8強入りを決めた。
準々決勝、サービスエースは3本に留まったものの、ファーストサービスが入った時に74パーセントの確率でポイントを獲得したアルカラス。ブレークを1度に抑えるとリターンゲームでは6度のブレークチャンスのうち4度ブレークに成功するなど決定力も見せ、2時間15分で勝利した。
勝利したアルカラスは準決勝で第2シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-2, 6-4, 7-6 (7-3)のストレートで下しての勝ち上がり。
試合後の会見でアルカラスは第1シードのジョコビッチが棄権したことについて聞かれ次のように答えている。
「昨日の試合を観て、彼が棄権したことには驚いた。彼は素晴らしいテニスで試合を終え、試合終了時には痛みを見せなかった。だから、僕にとっては驚きだよ。彼が棄権したことがね。彼はチームや医師と話し合っていた。テニスとはそういうものなんだ。時にはそれに対処しなければならない。ファンにとって、世界最高の選手の1人がトーナメントから姿を消すのは残念だと思う」
なお、ジョコビッチは4日、右膝の内側半月板断裂により準々決勝を戦わずして棄権を表明。自身のSNSでは「残念ながら右膝の内側半月板が断裂したため、慎重に検討し相談した結果、チームと厳しい決断を下さなければなりませんでした」と明かした。
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