テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日(日本時間29日)、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードで昨年王者の
N・ジョコビッチ(セルビア)がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク142位の
PH・エルベール(フランス)を6-4, 7-6 (7-3), 6-4のストレートで破り、20年連続20度目の初戦突破を果たした。試合後の会見では「自分としては良いプレーだったと思う」と振り返った。
>>錦織 圭vsシェルトン 1ポイント速報<<>>錦織、ジョコビッチら全仏OP組合せ<<>>大坂 なおみら全仏OP組合せ<<大会2連覇と4度目の優勝を狙う世界ランク1位のジョコビッチ。今季はこれまでマッチ14勝6敗、獲得タイトルは0という状況で全仏オープンを迎えた。
この試合、ホームの声援を受けるエルベールに対し、ジョコビッチはラリー戦から勝機を見出していくと、第1セットは1度もブレークポイントを与えることなく先行する。
第2セットは序盤からブレークの奪い合いとなるなかタイブレークに突入。先にミニブレークに成功したジョコビッチはそのリードを守り切りセットカウント2-0と勝利に王手をかけた。
第3セット、互いに決め手を欠きブレークできず終盤へ。サービスゲームでジョコビッチはファーストサービスが入ったときに94パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどわずか3ポイントしか落とさない完璧なゲームを披露する。リターンゲームでは5-4で迎えた第10ゲームでこのセット初めてのブレークに成功し勝利。2時間31分で初戦突破を決めた。
試合後の会見でジョコビッチは「自分としては良いプレーだったと思う。彼(エルベール)のセカンドサーブで僕はちょっと違った表情を見せたんだ。彼はそれを見て、侵入してきた。彼のキックサーブは凄まじかったね。正直言って、これまで対戦した中で最高のキックサーブのひとつだ。非常に才能があり、いろいろなことを織り交ぜてくる。彼はネットに出ることもできるし、手先が器用なんだ。だけど、そんな相手にストレートで勝てた。大事な場面で、素晴らしいタイブレークができたと思う。集中してプレーできた。あのような形でスタートできてよかったよ。前の週にプレーしたトーナメントと比べると、いい感じだったね。いま僕はポジティブな方向に進んでいる。まだ始まったばかりだ」と振り返った。
2回戦では世界ランク63位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦する。カルバレス バエナは1回戦で同91位の
C・レスティエンヌ(フランス)を下しての勝ち上がり。
同日には第7シードの
C・ルード(ノルウェー)や第11シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第13シードの
H・ルーネ(デンマーク)らが初戦突破を果たしている。
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全仏オープンテニス 5/26(日)~6/9(日)
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