女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)は18日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が世界ランク19位の
V・クデルメトバを7-6 (7-3), 1-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともにベスト8進出を決めた。
>>ガルシアらWTA250ルーアン組合せ<<世界ランク4位で24歳のルバキナは今季開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)でツアー6度目の優勝。その後2月のムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)を制し今季2勝目を飾ると続くカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)と先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で準優勝した。
そして今季初のクレーコート大会となったこの日、初戦となる2回戦でクデルメトバと顔を合わせた。第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。先にミニブレークを奪われるもルバキナは3度のミニブレークを奪い先行する。
しかし、続く第2セット、ルバキナは安定したサービスゲームを展開できず開始から5ゲームを連取される。リターンゲームではブレークバックのチャンスを掴めないまま1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、先に1ブレークアップとしゲームカウント4-1とリードしたルバキナ。第7ゲームでブレークバックを許しイーブンとされるも終盤となる第10ゲーム、最後はクデルメトバのボールがアウトとなりブレークを奪って2時間33分の接戦を制した。
ルバキナは試合後、「山あり谷ありの厳しい試合だったので、なんとか勝つことができて本当にうれしいわ。最初の試合としては素晴らしかったと思う。彼女(クデルメトバ)はとても良いプレーをしていたし、クレーコートですでに何試合か戦っていた。今日は良い試合だったので勝ち上がれて良かったわ」とコメント。
勝利したルバキナは準々決勝で世界ランク14位の
J・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは2回戦で第7シードの
O・ジャバー(チュニジア)を7-6 (10-8), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)や第6シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)らが8強入りを決めた。
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