男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)が第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-3,6-1のストレートで破り、2年連続のベスト4進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<昨年大会王者であるアルカラスは4回戦で世界ランク58位の
F・マロジャン(ハンガリー)をストレートで、一方のズベレフは第10シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を下し8強入り。
試合は想定外のアクシデントからスタートとなった。第1セット第3ゲーム、ゲームカウント1-1の場面で大量のミツバチがコートに襲来。観客席や選手、スタッフなどに攻撃を仕掛け、一時場内は騒然となった。
主審は「BEE INVASION(蜂の侵入)」を宣言し、選手はスタジアムの裏に避難。観客も一部退場し、約1時間20分の中断となった。
再開後、アルカラスは第3ゲームをキープすると第4ゲームでブレークに成功。その後はズベレフに挽回を許すことなく第1セットをキープした。
第2セット、主導権を握ったアルカラスは3度のブレークに成功するなど圧倒。試合を通して1度もズベレフにブレークポイントを握らせない完璧なプレーを見せ、完勝した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「テニスコートであんなことは見たことがない。コートを飛び出したとき、テレビで蜂の侵入を見ていて、そのことで大笑いしたんだ。僕にとっては面白かったよ。テニスではなく、こっちの方が色んな人に記憶されることになるだろうね」
準決勝でアルカラスは第3シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第32シードの
J・レヘチカ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。両者は昨年の準決勝でも顔を合わせており、そのときはアルカラスがストレート勝ちをおさめた。
同日には第17シードの
T・ポール(アメリカ)が第9シードの
C・ルード(ノルウェー)を下し4強入りしている。
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