女子テニスのタイ・オープン(タイ/ホアヒン、WTA250)は29日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク94位の
日比野菜緒が同84位の
K・ラヒモワを7-6 (7-4), 6-0のストレートで破り、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)後の初戦で白星を飾ると共に初戦突破を果たした。
前週の全豪オープンで2022年以来2年ぶり7度目の本戦出場を決めた日比野。しかし、1回戦で第8シードの
M・サッカリ(ギリシャ)に4-6,1-6のストレートで敗れ初戦敗退。2021年以来3年ぶり3度目の初戦突破とはならなかった。
それ以来の大会となった日比野はこの日の第1セット、開始から5ゲームを連取されゲームカウント0-5とされる。第6ゲームではブレークポイントとなるセットポイントを1本握られるもサービスキープするとそこから怒涛の5ゲーム連取でタイブレークに突入。
2-2の場面から4ポイントを連取した日比野は3本目のセットポイントをものにし、崖っぷちから先行する。
すると続く第2セット、サーブが安定せずミスが目立ったラヒモワに1ゲームも与えず。日比野が6ゲームを連取しストレートで勝利した。
日比野は2回戦で第3シードの
ワン・シンユ(中国)と対戦する。ワンは1回戦、世界ランク93位の
E・ベクタス(アメリカ)が第1セット5-2の時点で棄権したため勝ち上がった。
同日には第1シードの
M・リネッタ(ポーランド)、第5シードの
ワン・シユ(中国)、世界ランク71位の
V・ゴルビッチ(スイス)、同137位の
D・ガルフィ(ハンガリー)らが2回戦に駒を進めた。
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