テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、男子シングルス3回戦が行われ、第20シードの
A・マナリノ(フランス)が第16シードの
B・シェルトン(アメリカ)との約5時間に及ぶ死闘を7-6 (7-4), 1-6, 6-7 (2-7), 6-3, 6-4のフルセットで制し、2022年以来2年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。
>>【動画】約5時間の死闘 35歳マナリノが全豪OP16強入り決めた瞬間<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<35歳で世界ランク19位のマナリノが全豪オープンに出場するのは14年連続15度目であり、最高成績は2022年の16強入り。今大会では1回戦で世界ランク56位の
S・ワウリンカ(スイス)、2回戦で同82位の
J・ムナル(スペイン)を全てフルセットで下し3回戦進出を決めた。
21歳で世界ランク16位のシェルトンと顔を合わせた3回戦の第1セット、マナリノは第5ゲームで先にブレークに成功。しかし、第8ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。1度のミニブレークを許したものの2度のミニブレークを奪い先行する。
続く第2セット、サービスゲームが安定しないマナリノは第2ゲームから6ゲーム連取を許し1セットオールに追いつかれる。第3セットでは互いに2度ずつブレークを奪いタイブレークにもつれ込むと開始から5ポイントを連取され、セットカウント1-2と逆転される。
後がないマナリノは第4セット、13本のアンフォーストエラーを犯したシェルトンのミスを逃さず第6ゲームでブレークに成功。サービスゲームではファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず、2セットオールに追いつく。
ファイナルセット、開始からブレークチャンスを握ったマナリノは第5ゲームでブレークに成功。第7ゲームで2度目のブレークを奪いゲームカウント5-2と大きくリードする。しかし、第8ゲーム、1本目のマッチポイントを活かせずシェルトンにブレークを許すと会場からはUSAコール。流れがシェルトンに傾くと第9ゲームはサービスをキープされる。
それでもゲームカウント5-4とリードして迎えた第10ゲーム、マナリノはこの試合3本目となるマッチポイントをものにし、4時間46分に及ぶ死闘を制した。
勝利したマナリノは4回戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは3回戦で第30シードの
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を6-3, 6-3, 7-6 (7-2)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
J・シナー(イタリア)、第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第12シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第15シードの
K・ハチャノフらが16強に駒を進めた。
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