テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日に女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位の
大坂なおみは第16シードで世界ランク19位の
C・ガルシア(フランス)に4-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れ初戦敗退となった。出産後初の四大大会は黒星となったものの、試合後、大坂は「本当にいい試合だったと思う」と語った。
>>【動画】大坂なおみvsガルシア 1回戦のハイライト<<>>大坂 なおみら全豪オープン組合せ<<>>ジョコビッチ、西岡 良仁ら全豪オープン組合せ<<2019年と2021年の全豪オープン女王である26歳の大坂は、2022年の9月に行われた東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)を最後にツアーを離脱し、昨年7月に出産した。
今年の開幕戦となったブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)で約1年3ヵ月ぶりにツアー復帰を果たした大坂は、同大会の1回戦で
T・コルパッチ(ドイツ)にストレートで勝利し初戦突破。2回戦では第16シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)に逆転で敗れたもののハイレベルなプレーを披露した。
そして、今大会で2022年8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来約1年5ヵ月ぶりの四大大会復帰戦に臨んだ。
1回戦の第1セット、大坂は強力なストロークでポイントを重ね順調な立ち上がりをみせたものの、第5ゲームでガルシアにワンチャンスをものにされ先にブレークを奪われる。リターンゲームでは第7ゲームで2度のブレークポイントを逃すと、その後ブレークバックを果たせず先行される。
続く第2セットは、両者ともに質の高いサービスゲームを披露し、互いに相手にブレークポイントを与えずタイブレークに突入。タイブレークでは大坂が3度のミニブレークを許し、初戦敗退となった。
試合後の会見で大坂は試合を振り返った。
「本当にいい試合だったと思う。自分としては、可能な限りベストを尽くせたと思うわ。またロッド・レーバー(センターコート)で試合ができて、観客の声も聞けて、観客がどれだけ試合に興味を持ってくれたかを知ることができて、本当にうれしかったし、楽しかったわ」
「(試合を終えて)まだ少しがっかりしているわ。自分に失望しているのかどうかはわからない。この状況でこれ以上のことはできなかったと本当に思っているの。緊張はしたけど、ポジティブになろうと自分に言い聞かせ続けた感じ。試合が進むにつれて、自分でもよくなっていったと思う。今はあまり喜べはしないけど、進歩から学べると思う」
勝利したガルシアは2回戦で、同69位の
M・フレッチ(ポーランド)と対戦する。フレッチは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同152位の
D・サビル(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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