国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコ「ラファと全く違う選手」

ノヴァーク・ジョコビッチ、カルロス・アルカラス
ジョコビッチとアルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は18日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのC・アルカラス(スペイン)を6-3, 6-2のストレートで破り、2年連続9度目の決勝進出を果たすと共に大会史上最多となる7度目の優勝に王手をかけた。試合後、ジョコビッチはアルカラスについて「ラファとは全く違う選手」と明かした。

>>【動画】ジョコビッチ 最終戦の準決勝でアルカラス撃破、試合終了の瞬間<<

>>最終戦 予選ラウンドロビン 結果<<

Nitto ATPファイナルズは今季の獲得ポイント上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。

両者は5度目の顔合わせ。初対戦でアルカラスが勝利して以来交互に勝利を収めており、現在2勝2敗となっている。直近では今年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)決勝で対戦しており、この時はジョコビッチが3時間49分の死闘の末に5-7, 7-6 (9-7), 7-6 (7-4)の逆転で勝利した。

36歳で世界ランク1位のジョコビッチは同大会6年連続16度目の出場。過去6度(2008,2012-2015,2022)の優勝を飾っている。今大会は予選ラウンドロビンのグリーングループ第1戦で第8シードのH・ルーネ(デンマーク)に勝利したものの、第2戦で第4シードのJ・シナー(イタリア)に敗れ1勝1敗に。それでも第3戦で第9シードのH・フルカチュ(ポーランド)に勝利し、2勝1敗のグループ2位で準決勝に駒を進めた。

一方、20歳で同2位のアルカラスは同大会初出場。昨年は出場権を得ていたが、直前に左わき腹を負傷し欠場していた。今大会は予選ラウンドロビンのレッドグループ第1戦で第7シードのA・ズベレフ(ドイツ)に敗れたものの、第2戦で第5シードのA・ルブレフ、第3戦で第3シードのD・メドベージェフを下し、2勝1敗のグループ1位で4強入りを果たした。

この日、14本のウイナーを決めアンフォーストエラーをわずか3本に抑えたジョコビッチはファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。4度のブレークポイントを全て凌ぐとリターンゲームではアルカラスから3度のブレークに成功し、1時間28分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載し「おそらく今年最大のライバルであるカルロスとは最高の試合を繰り広げた。僕たちは壮絶な試合をしたよ。実際、今年対戦した3試合は全て、長時間を戦うマラソン・マッチだった。おそらく僕らも含めて、誰もが長い夜、長い試合になることを予想していたと思う」と語った。

「ただ、僕はステップアップすることができたと思う。第1セット、(ゲームカウント)4-3で彼のサーブをブレークしたあとは試合終了まで本当に完璧なプレーができた。彼のサービスゲームに多くのプレッシャーをかけられた。必要な場面では本当にいいサーブを打てたよ。予選ラウンドロビン3試合で最高のテニスができなかったことを考えれば、これ以上ないタイミングだった。今夜はベストに近いプレーができたよ」

また、元世界ランク1位で同じスペイン人のR・ナダル(スペイン)と比較されることが多いアルカラスについてジョコビッチは次のように言及した。

「彼らは違う選手だよ。コート上でもたらす激しさという意味では似ている部分もあるね。でも、ラファとはまったく違う選手なんだ。彼は僕がこれまで対戦してきた選手の中で最も完成された選手の1人。あの年齢で数年間、コンスタントにいいプレーができているのはすごいことだと思うし、このスポーツ史上最年少で世界NO.1に上り詰めたんだ」

「すでに輝かしいキャリアを積んでいるし、今後数年間、彼が成功に満ちた輝かしいキャリアを積むことになるのは明らかだと思う。彼はまだとても若いけど、僕の能力を最大限に引き出してくれる。試合に向けて、できる限りの準備をさせてくれるよ」

勝利したジョコビッチは決勝で第4シードのシナーと対戦する。シナーは準決勝で第3シードのメドベージェフを6-3, 6-7 (1-7), 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。

決勝戦に向けてジョコビッチは「世界NO.1として1年を終えることができたし、全ての目標を達成し、多くの記録を塗り替え、また歴史に名を残すことができた。もちろん、今シーズンには感激している。でも、あと1試合ある。願わくば、もう1勝してシーズンを締めくくりたいね」と述べた。




■関連ニュース

・ジョコ 最終戦史上最多7度目V王手
・ジョコ「本当に完璧なテニス」
・ジョコと若手「大きな違いない」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年11月19日11時08分)

その他のニュース

5月7日

錦織圭 Jr大会の表彰式サプライズ登場 (16時56分)

【告知】望月慎太郎 1回戦 (15時35分)

今年も開催!白子テニスフェスティバル (15時02分)

準Vオジェ 約7ヵ月ぶりトップ20へ (12時44分)

テニス習慣・ライフスタイルアンケート実施中 (12時05分)

世界1位の女王 老舗雑誌の表紙に再登場 (11時01分)

世界5位に全仏欠場の可能性「調子は良いけど…」 (10時03分)

ジョコvsナダル、ローマでの実現は? (8時27分)

西岡良仁 ローマ初戦は世界46位に決定 (7時19分)

島袋将 18歳新鋭と対戦も途中棄権 (0時37分)

5月6日

ダニエル太郎 世界135位に屈する (23時57分)

引退発表の翌日に激闘制す (22時35分)

【1ポイント速報】島袋将 18歳新鋭と対戦 (21時21分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎、シュワルツマンら初戦 (21時20分)

大坂なおみ 初戦は世界45位に決定 (18時57分)

引退シュワルツマン 錦織圭らとの戦績 (17時59分)

3試合以上できる!混合ダブルス大会開催 (14時31分)

世界2位、欠場に苦しい思い吐露 (13時10分)

「両足が痙攣」激闘の末に準V (12時07分)

大坂なおみ 24上げて173位浮上 (11時05分)

ビッグカップルが交際に終止符 (10時05分)

元世界8位が来年限りで引退 (9時04分)

4連敗不調からのマスターズ制覇 (8時06分)

5月5日

マドリッドOP 新王者誕生へ (22時41分)

内島萌夏 第1シード撃破しV (21時26分)

アルカラス21歳に BIG3と比較 (19時06分)

「女子テニスは退屈」まだ言える? (17時38分)

錦織圭&全豪Jr王者の坂本怜が練習 (16時13分)

初中~中級 男子シングルス大会開催 (15時23分)

全チーム賞金獲得!団体戦開催 (15時23分)

内田海智 通算2度目の複V (15時02分)

2000年代生まれで男女初の20勝目 (12時39分)

シングルス主戦場の2人が複制覇 (11時32分)

世界2位&3位が負傷で欠場 (10時05分)

2連覇逃し準Vも「ポジティブ」 (9時27分)

死闘の末リベンジ果たし20度目V (8時28分)

錦織圭 6日開幕チャレンジャー欠場 (7時20分)

5月4日

内島萌夏 逆転勝ちで決勝進出 (14時54分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦 会場入り (12時14分)

ガスケ 第1シード撃破も4強ならず (11時03分)

苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (9時41分)

前代未聞 3試合で相手棄権し決勝へ (8時31分)

マスターズ5度目の決勝進出 (7時33分)

【動画】錦織圭 笑顔で表彰式に登場 (0時00分)

【画像】シフィオンテクが表紙を飾った「ELLE」 (0時00分)

【動画】21歳となったアルカラスのスーパープレー集、ナダルやジョコビッチとの対戦も (0時00分)

【動画】頂上決戦!シフィオンテクvsサバレンカ 異次元の戦い (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!