男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)は28日、シングルス予選1回戦が行われ、予選第4シードの
西岡良仁がワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク172位のT・ドロゲ(フランス)を3-6, 7-6 (7-4), 6-2の逆転で破り、初戦突破を果たした。
>>ジョコ、アルカラスらパリマスターズ組み合わせ<<>>全日本 男子シングルス組合せ<<>>全日本 女子シングルス組合せ<<2試合に勝利すると30日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
初戦、第1セット第1ゲームで3度のブレークチャンスを握った西岡だがこれを決め切れずにいると、第8ゲームでワンチャンスをものにされブレークを許し追いかける展開となる。
第2セットでは第2ゲームで初めてブレークに成功するが、第5ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。1ポイント目でミニブレークされたものの、その後4度のミニブレークに成功しセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、主導権を握り始めた西岡は第5・第7ゲームでブレーク。終盤5ゲームを連取し2時間15分で勝利した。試合を通して西岡はドロゲに17本ものサービスエースを決められるなどリターンに苦しんだが、何とか勝利をもぎ取った。
予選決勝では世界ランク73位の
綿貫陽介と対戦する。綿貫は予選1回戦で同194位のG・ムぺシ ペリカール(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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