国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

錦織以来の4強、望月慎太郎とは

望月慎太郎
ジャパンOPでの望月慎太郎
画像提供: tennis365.net
男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)にワイルドカード(主催者推薦)を受け取り出場し、ツアー大会初のベスト4進出を果たした世界ランク215位の望月慎太郎。日本勢としては元世界ランク4位の錦織圭以来 史上2人目となる快挙を遂げた20歳はどんな選手なのか解説する。

>>シェルトンらジャパンOP組合せ・結果<<

神奈川県出身の望月は3歳でテニスを始め、11歳の時に小学生日本一を競う、第31回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)で4強入り。さらに12歳の時には有望な若手選手を支援する「盛田正明テニス・ファンド」 の奨学生となり、米フロリダ州のIMGアカデミーで腕を磨いた。

そして、2019年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ジュニア男子シングルスでは日本人男子として初優勝の快挙を達成。2019年7月15日付の男子ジュニア世界ランキングでは日本人男子初の1位に輝いた。さらに、同年のジュニアデビスカップでは日本代表を優勝に導く活躍を見せた。

その後、望月は2020年にはモレロス・オープン(メキシコ/モレロス、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー複初の準優勝。2021年のシンガポール・テニス・オープン(シンガポール/シンガポール、室内ハード、ATP250)ではツアー初出場を果たした。

順調に見えた望月だが2022年は1年を通して苦しむことに。同年11月のユニ・チャームトロフィー愛媛国際オープン(日本/松山、ハード、ATPチャレンジャー)では4強入りしたもののランキングも大きく変わることなく1年を終えた。

それでも2023年、2月にテネリフェ・チャレンジャー2(スペイン/テネリフェ、ATPチャレンジャー)のダブルスで優勝を飾ると同年4月のチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)ではチャレンジャー大会シングルスで念願の初タイトルを獲得した。

さらに7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で予選3試合を勝ち抜きグランドスラム初の本戦出場。1回戦でT・ポール(アメリカ)にストレート負けを喫したものの、大会明けとなる2023年7月17日付の世界ランキングでキャリアハイとなる192位を記録し初のトップ200入りを決めた。

その後はツアー4大会に出場するも本戦白星を挙げることができず。前週のロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)では予選1回戦で敗れ、木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップスに臨んだ。

2年連続でワイルドカードを受け取った望月は1回戦、世界ランク31位のT・M・エチェベリー(アルゼンチン)と対戦するとストレート勝ちを収めてツアー初白星。試合終了後、望月は念願の勝利にベンチで感情をあらわにし涙を流した。

そして続く2回戦では昨年王者で第1シードである世界ランク10位のT・フリッツ(アメリカ)と激突。第1セットを0-6で落とす苦しい展開となるも6-4で第2セットを獲得。ファイナルセットではゲームカウント3-5の崖っぷちから7-6 (7-2)の逆転勝ちを収め大金星を挙げた。

勢いそのままに準々決勝で世界ランク41位のA・ポピリン(オーストラリア)破った望月だが準決勝では同50位のA・カラツェフにストレート負け。錦織以来5年ぶり史上2人目のジャパン・オープン決勝進出とはならなかったものの4強入りする快進撃を見せた。

なお、望月は22日時点でのATP世界ランキングでは前回から84上げて自己最高位となる131位を記録。来月28日に開幕する21歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジェッダ、ハード)出場をかけた「RACE TO Jeddah」(21歳以下最終戦出場ランキング)で14上げて15位に浮上した。

日本人初の21歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ出場の可能性を残しており、残りわずかとなった2023年シーズンの活躍にも注目が集まる。

【望月のジャパン・オープン結果】

1回戦 vs.エチェベリー, 6-4, 7-6 (7-5)
2回戦 vs.フリッツ, 0-6, 6-4, 7-6 (7-2)
準々決勝 vs. ポピリン, 7-5, 2-6, 7-5
準決勝 vs. カラツェフ, 3-6, 4-6

[PR]西岡 良仁、綿貫 陽介、島袋 将、望月 慎太郎、小田 凱人ら出場予定!
10/16(月)~10/22(日)「木下グループジャパンオープンテニス」WOWOWで連日独占生放送&WOWOWオンデマンドでは全コート配信予定!


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・快進撃の望月 21歳以下最終戦へ前進
・望月慎太郎 ジャパンOP決勝ならず
・望月は「信じられない」フリッツ脱帽

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年10月22日16時46分)

その他のニュース

2月9日

シュワルツマン “最後の大会” 相手決定 (22時01分)

西岡良仁 変化明かす「全て上昇」 (19時27分)

好調の元世界10位 今季初V王手 (17時48分)

世界8位 快勝で2年連続決勝へ (16時22分)

ダニエル太郎とトゥロターが初対戦 (14時41分)

土壇場から逆転勝ち、13度目V王手 (12時02分)

内島萌夏と伊藤あおい 予選突破 (11時00分)

出産から10ヵ月でツアー制覇! (9時38分)

アルカラス 22度目の決勝進出 (8時31分)

錦織圭 初戦は世界125位に決定 (7時29分)

2月8日

望月慎太郎/上杉海斗 チャレンジャー複V (20時56分)

ATP 若手選手のチャンス拡大へ積極策 (19時47分)

デルレイビーチOP 西岡・錦織が出場予定 (17時46分)

勢いに乗る元世界10位が4強へ (16時26分)

西岡「1週間で5試合」疲労蓄積 (15時12分)

世界9位 連覇まであと2勝 (13時54分)

敗退後に誹謗中傷の嵐「伝統?」 (12時50分)

伊藤あおい シード撃破し本戦王手 (10時26分)

出産から10ヵ月でツアー決勝進出 (9時28分)

アルカラス 圧勝で4強「完璧」 (8時25分)

西岡良仁 途中棄権で4強ならず (7時15分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsルード (5時58分)

メド&チチパス撃破、予選勝者が快進撃 (5時48分)

2月7日

全豪OP女王 怪我で次戦欠場 (21時17分)

望月慎太郎 惜敗で4強ならず (18時32分)

世界5位ルバキナ 激闘制し4強入り (17時26分)

西岡良仁「気合いで乗り切りました」 (15時40分)

逆転で第1シード撃破し8強 (15時35分)

チチパス 崖っぷちから逆転勝利 (14時17分)

【1ポイント速報】フリッツvsシャポバロフ (12時37分)

ATP ビデオレビュー導入を発表 (12時00分)

大坂、内島らBNPパリバOP出場選手一覧 (10時32分)

西岡、錦織らBNPパリバOP出場選手発表 (8時58分)

アルカラス 完勝で8強「自信つく」 (7時57分)

西岡良仁 ティアフォー撃破で8強 (5時56分)

2月6日

山口芽生 激闘制し8強入り (22時09分)

西岡良仁「サービスゲーム好調すぎた」 (18時22分)

世界4位 快勝で初戦突破 (17時23分)

望月慎太郎 ストレート勝ちで8強 (16時03分)

シュワルツマン初戦敗退、次週で引退 (13時04分)

錦織圭 1月最高のショット候補に (12時05分)

坂本怜「錦織は別の世界にいる」 (11時01分)

園部八奏 元世界2位に善戦も2回戦敗退 (8時31分)

世界7位メド 金星献上で2回戦敗退 (7時30分)

錦織圭 第6シードに屈し初戦敗退 (6時15分)

【1ポイント速報】錦織圭vsマハツ (5時05分)

西岡良仁 熱戦制し初戦突破 (4時53分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsナカシマ (3時00分)

【動画】出産から10ヵ月でツアー制覇!ベンチッチ 優勝の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!