女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、今大会で約1290日ぶりに復帰を果たした元世界ランク1位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)が世界ランク114位の
K・ビレル(オーストラリア)(オーストラリア)を6-2, 6-2のストレートで破って初戦突破。復帰戦を白星で飾った。
>>アルカラス、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<33歳で2児の母であるウォズニアッキは、2020年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦で
O・ジャバー(チュニジア)に敗れ現役を引退。当時は関節リウマチの悪化や、自身の家族との時間を優先することを引退理由としていた。
それでも今年6月にナショナル・バンク・オープンで現役に復帰する予定であることを発表。大会のワイルドカード(主催者推薦)を獲得し1回戦に臨んだ。
試合は10本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないビレルに対し、ウォズニアッキが6度のブレークに成功。自身はファーストサービスが入ったときに59パーセントの確率でポイントを獲得し2度のブレークに抑え、1時間37分で勝利した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはウォズニアッキのコメントが掲載されている。
「うれしいわ。少し疲れたけど、大観衆の前でセンターコートでプレーするのは楽しかった。3年半ぶりの試合で勝てたことに感激している。正直なところ、何を期待していいのかわからなかったの。頭の中ではこういうプレーをするはずだとか、こういうことをするはずだとか、いろいろ考えているんだろうけど、正直なところコートに立ったときに何を思いつくのか、まったくわからなかった」
「ミスをしても自分を責めないこと、いいショットを打っても興奮しすぎないことが大事だった。だから、そういう感情を均等にするような感じね。今日のプレーにはとても満足しているわ」
2回戦でウォズニアッキは第9シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)と対戦する。ボンドロウソワは1回戦で世界ランク33位の
M・シェリフ(エジプト)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第11シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)や第14シードの
K・ムチョバ(チェコ)、第15シードの
L・サムソノヴァ、世界ランク21位の
L・フェルナンデス(カナダ)らが初戦を突破している。
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