今月７日に開幕する男子テニスのナショナル・バンク・オープン（カナダ/トロント、ハード、ATP1000）は１日に公式サイトを更新し、世界ランク２２位のＤ・シャポバロフ（カナダ）が欠場することを発表。これにより、プロテクトランキング（負傷などによる長期離脱選手の救済措置）を使用して４８位として参戦する現３５３位の錦織圭が本戦から出場することが決定した。

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先月２５日に発表された予選出場予定の選手リスト（エントリーリスト）に名を連ねていた３３歳の錦織。シャポバロフが膝の負傷により欠場することとなったため繰り上がる形で本戦入りとなった。

錦織がナショナル･バンク・オープンに出場するのは２０２１年以来２年ぶり１０度目。最高成績は２０１６年に記録した準優勝であり、そのときはＮ・ジョコビッチ（セルビア）にストレートで敗れた。

前週のアトランタ・オープン（アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250）で２０２１年１０月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）以来 約１年９ヵ月ぶりにツアー大会に復帰すると８強入りした錦織。しかし、出場を予定していた現在開催中のムバダラ・シティ・オープン（アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500）を左膝の負傷により棄権を表明した。

なお、今大会ではシャポバロフに加えて世界ランク２３位のＰ・カレノ=ブスタ（スペイン）と同３５位のＮ・キリオス（オーストラリア）の欠場が確定。錦織に加えて、同４５位のＪ・Ｊ・ウルフ（アメリカ）と同５５位のE・ルースブオリ（フィンランド）が繰り上がりで本戦入りしたことも公式サイトで発表されている。

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