男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は31日、シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち上がった世界ランク149位の
シャン・ジュンチェン(中国)が同155位の
E・ゴメス(エクアドル)を6-3, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。試合後、前週大会での
錦織圭との対戦について「非現実的だった」と明かした。
>>錦織、西岡ら出場 ムバダラ・シティOP組合せ<<>>錦織vsハリス 1ポイント速報<<前週のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)では1回戦で第6シードの
B・シェルトン(アメリカ)を下し今季ツアー初白星を挙げた18歳のシャン。続く2回戦では錦織に4-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ8強入りとはならなかった。
2週連続のツアー大会となったシャンは1回戦の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功。第3ゲームでは2度のブレークポイントを逃したものの、終盤となる第9ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、第3ゲームで先にブレークを許したシャン。しかし、直後の第4ゲームでブレークバックに成功すると終盤で3ゲームを連取し、1時間24分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシャンのコメントを掲載。前週大会を振り返り次のように語った。
「ベン(シェルトン)とは1回戦で対戦したんだ。僕たちは12歳か13歳のときからジュニアで一緒にプレーしていたから、いい試合だったよ。ベンは素晴らしい選手。僕にとって初めてのATP250大会で2回戦に進出したこと、錦織との対戦したことは非現実的だった。彼(錦織)は練習でも僕にたくさんのことを教えてくれた。素晴らしい人だよ。だから、彼がまたツアーに戻ってきたこと、そして彼とプレーできたことをうれしく思っているよ」
勝利したシャンは2回戦で第14シードのシェルトンと対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のためシェルトンは2回戦が初戦となる。
同日には世界ランク55位の
E・ルースブオリ(フィンランド)、同60位の
M・マクドナルド(アメリカ)、同75位の
A・カラツェフ、同99位の
綿貫陽介らが2回戦に駒を進めた。
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