男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は28日にシングルス準々決勝が行われ、第1シードで世界ランク9位の
T・フリッツ(アメリカ)が同439位の
錦織圭を6-4, 6-2のストレートで下し、2年ぶり3度目のベスト4進出を果たした。試合後のオンコートインタビューでフリッツは錦織の復帰について「嬉しい」と語った。
>>【動画】錦織vsフリッツ 準々決勝ハイライト<<>>錦織らアトランタOPの組合せ<<>>錦織、西岡らムバダラ・シティ・オープン組み合わせ<<25歳のフリッツが同大会に出場するのは2年ぶり6度目。2019年に記録した準優勝が最高成績となっている。
今大会は2回戦で世界ランク89位の
ウー・イービン(中国)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方の錦織は今大会プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して世界ランク48位として出場。1回戦で世界ランク63位の
J・トンプソン(オーストラリア)をストレートで下し約1年9ヵ月ぶりのツアー復帰戦を白星で飾ると、2回戦では18歳で同156位の
シャン・ジュンチェン(中国)を6-4, 7-6 (7-3)で破り、ツアー復帰大会で準々決勝に駒を進めた。
迎えた準々決勝、フリッツは試合を通してファーストサービス時に86パーセントの高い確率でポイントを獲得し錦織に一度もブレークを与えず、リターンゲームでは4度訪れたブレークポイントのうち3度をものにする勝負強さをみせ、1時間13分でベスト4進出を決めた。
試合後のオンコートインタビューでフリッツは「今日のプレーにはとても満足しているし、日に日に(プレーが)良くなっていると感じているよ」と述べた。
またツアー大会に復帰した錦織については「僕はテニスを始めたときからずっと圭のことをみてきた。彼は素晴らしい選手だし、素晴らしい人だ。長期間の怪我をしたあとに彼がまたプレーして良い結果を残し、いいボールを打っているのをみることができて嬉しいよ」と語った。
勝利したフリッツは準決勝で第8シードの
J・J・ウルフ(アメリカ)と対戦する。ウルフは準々決勝で世界ランク88位の
D・ケプファー(ドイツ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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