１６日に行われたテニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）男子シングルス決勝で第１シードの
Ｃ・アルカラス（スペイン）が第２シードの
Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）を1-6, 7-6 (8-6), 6-1, 3-6, 6-4のフルセットの死闘で破り、大会初優勝を果たしたこの一戦は「伝説の試合」と呼ばれ始めており、歴史に残るこの戦いに多くの現役選手や引退した選手が反響を寄せている。
＞＞【動画】アルカラス ウィンブルドン初優勝の瞬間＜＜対戦成績１勝１敗で迎えたこの試合。２０歳で世界ランク１位のアルカラスと、大会を７度制しており四大大会では通算２３勝を誇る世界ランク２位 ３６歳のジョコビッチが、両者万全の状態で迎える一戦となった。
伝説か、新時代の幕開けか。注目された決勝は４時間４２分の死闘の末アルカラスが勝利し、ウィンブルドンでは２１年ぶりに男子テニス界を長らく牽引してきた
Ｒ・フェデラー（スイス）、
Ｒ・ナダル（スペイン）、ジョコビッチ、
Ａ・マレー（イギリス）の"BIG４"以外の優勝者となり時代を動かした。
この両者の凄まじい一戦はすでに歴史に残る「伝説の試合」と呼ばれ始めており、多くの現役選手や引退したレジェンドたちが反応している。
男子テニスではBIG４の一角ナダルがアルカラスを祝福。昨年大会準優勝の
Ｎ・キリオス（オーストラリア）、グランドスラムを３度制している
Ｓ・ワウリンカ（スイス）らも両者の試合を称えた。
女子テニスでは、２度のグランドスラム女王である
Ｖ・アザレンカ、ウィンブルドンで優勝経験のある
Ｇ・ムグルサ（スペイン）、そしてグランドスラムを４度制している
大坂なおみらもこの試合に反応している。
さらにオープン化以降男子シングルスで唯一の年間グランドスラム達成者である
Ｒ・レーバー（オーストラリア）も試合終了直後に「カルロス・アルカラス、ウィンブルドン初優勝おめでとう。ノヴァーク・ジョコビッチという史上最も偉大なチャンピオンを相手に、驚くべき偉業を成し遂げた。あなたたち２人の間にはこれからも素晴らしい戦いが繰り広げられることでしょう」と最大限の賛辞を贈った。
新王者が誕生したこの試合は、テニス界に新たな歴史を刻んだ。
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