テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、男子シングルス3回戦が行われ、第21シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第10シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を6-2, 6-3, 6-2のストレートで破り、2017年以来6年ぶり3度目のベスト16進出を果たした。試合後の会見では「素晴らしい試合」と振り返った。
>>錦織 シカゴCH初戦 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<前哨戦となるシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)では8強入りしていた元世界ランク3位のディミトロフ。ウィンブルドン出場が14度目となる今大会、1回戦で世界ランク162位の
島袋将、2回戦で同102位の
I・イヴァシカをいずれもストレートで下し3回戦に駒を進めた。
3回戦は8日に行われたが、ディミトロフが6-2, 6-3, 1-2としたところで日没サスペンデッドにより翌日順延に。9日に再開されると好調ぶりを継続したディミトロフが第4ゲームから5ゲームを連取し、計1時間39分の試合を制した。
試合後の会見でディミトロフは「素晴らしい試合だった。それしか言えないよ。昨日はいいテニスができていたのに中断してしまったのは少し残念だった。ただ、同じように準備し、やれることは全てやった。前日と同じような精神状態で臨んでそれが報われたよ」とコメント。
勝利したディミトロフは4回戦で第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは3回戦で第31シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を6-3, 4-6, 3-6, 6-4, 7-6 (10-8)のフルセットで下しての勝ち上がり。
ルーネについてディミトロフは「何度か対戦したことはあると思う。もちろん、それほど多くはないけどね。彼はかなり若いけど、ここ数年は素晴らしいテニスを続けている。とても良い武器を持っているし、僕にとっては最高の相手だよ。本当に楽しみ。とにかく試合に出て自分のプレーをしたい。この試合を他の試合と同じように扱うつもりはないよ」と述べている。
同日には第7シードの
A・ルブレフ、第8シードの
J・シナー(イタリア)、世界ランク92位の
R・サフィウリンが8強に駒を進めている。
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