男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は30日、シングルス3回戦が行われ、第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が予選を勝ち上がった世界ランク128位の
H・グルニエ(フランス)を6-1, 6-0のストレートで破り、大会6度目のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらマドリッドOP組合せ<<>>シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<前週のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)では初戦となる2回戦で敗れていた世界ランク16位のズべレフ。ムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは6度目であり、2018年・2021年に優勝、2022年に準優勝を飾っている。
今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク53位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を6-7 (6-8), 7-5, 6-0の逆転で下し初戦突破を決めた。
この日、ズべレフは25本のウィナーを決めるなどファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。1度もブレークポイントを与えない圧倒的なプレーを披露すると1ゲームしか取られることなく、わずか56分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズべレフのコメントを掲載し「今日は最高の気分だったよ。彼(グルニエ)はマスターズ1000で初めて3回戦に進出したので、少し緊張していたかもしれない。でも、僕は落ち着いてプレーできたし、勝ち進むことができたからよかったよ」と語った。
勝利したズべレフは4回戦で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と第26シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。
4回戦の対戦相手について「どちらも素晴らしい選手。誰が相手でも難しいだろうね。もちろん、カルロスとの対戦は、皆が楽しみにしている対戦になるだろうね。昨年はここで決勝を戦ったしね」と述べている。
同日には第5シードの
A・ルブレフ、第10シードの
K・ハチャノフ、世界ランク88位の
J・ムナル(スペイン)が16強に駒を進めている。
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