男子テニスのソウル・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)は26日にシングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している
チョン・ヒョン(韓国)が第3シードの
J・トンプソン(オーストラリア)に2-6, 4-6のストレートで敗れた。
>>西岡、綿貫、オジェアリアシムらマドリッドOP組合せ<<26歳のチョンは2017年に21歳以下最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ(イタリア/ミラン、室内ハード)決勝で第1シードの
A・ルブレフを下し初代王者に輝くと、2018年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破り韓国人史上初のグランドスラムベスト4進出を果たした。
2018年の4月には自身最高位となる19位を記録。順調にトップ選手への階段を駆け上がっていったものの、背中や腰の負傷により徐々にランキングを落としていく。その後、長期間ツアーを離脱し2020年の全仏オープン(フランス/パリレッドクレー、グランドスラム)の予選以降シングルスの公式戦出場はかなわなかった。
懸命のリハビリの末、昨年9月のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)で、ダブルスの復帰を果たしたチョン。今大会は約2年半ぶりのシングルス復帰戦となった。
この試合の第1セット、チョンはファーストサービス時のポイント獲得率が53パーセントに留まり、序盤から2つのブレークを奪われ4ゲーム連取を許す。その後、第5ゲームでようやく復帰後初のキープに成功するも、このセットは40分で奪われる。
続く第2セット、チョンは第2ゲームでこの試合初めてブレークに成功するも、第3ゲームと第7ゲームでブレークを許し、1時間35分で敗れた。
復帰戦を白星で飾ることはできなかったチョンだったが、再スタートとなる着実な一歩を踏み出した。
勝利したトンプソンは2回戦で、ワイルドカードで出場しているチョン・ユンセグ(韓国)と対戦する。
>>【テニス用】2023春夏モデル、吸水速乾キャップ&Tシャツ新発売<<
■関連ニュース
・23回目の優勝か新王者誕生か全仏OP出場者発表・17歳の双子姉妹、本戦入り・相手にマッチポイントを譲り称賛■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング