男子テニスのスルプスカ・オープン(ボスニア・ヘルツェゴビナ/バニャ・ルカ、クレー、ATP250)は22日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
A・ルブレフが世界ランク73位の
A・モルカン(スロバキア)を6-2, 6-4のストレートで破り、ツアー2週連続優勝に王手をかけた。
>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<>>ルブレフらスルプスカOP組合せ<<前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で悲願となる「ATPマスターズ1000」初制覇を達成したルブレフ。今大会は初戦の2回戦で界ランク92位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)を、準々決勝では同202位の
D・ジュムホール(ボスニア)を下し4強へ駒を進めた。
この試合、ルブレフは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。モルカンに11度のブレークチャンスを与えたものの重要な場面では強烈なフォアハンドを放ちこれをセーブ。2度のブレークに抑えると、リターンゲームでは11度のブレークポイントのうち5度決め切る決定力を見せ1時間29分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはロレックス・モンテカルロ・マスターズからマッチ8連勝を飾り好調を維持するルブレフのコメントが掲載されている。
「序盤はとてもいいプレーができたが、第2セットは少し集中力を欠いてしまったね。アレックス(モルカン)がいいゲームを何度もして、僕は窮屈になりナーバスになりはじめた。でも、最終的には勝つことができたし、それが1番大事なことだ。もちろん、2セットで終わるのは常に良いことで、3セットや長い試合をしたら肉体的に疲れてしまう。トップレベルになればなるほど、2セットでプレーした方が、トーナメントの最後までフレッシュでいられる」
決勝では世界ランク70位の
D・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。ラヨビッチは準決勝で第4シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)を4-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
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