男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日にシングルス3回戦が行われ、予選勝者で世界ランク100位の
J・シュトルフ(ドイツ)が第4シードの
C・ルード(ノルウェー)を6-1, 7-6(8-6)のストレートで破り、同大会で自身初のベスト8進出を決めた。
>>ジョコビッチvs.ムセッティ 1ポイント速報<<>>ジョコ、メドらモンテカルロ 組合せ・結果<<現在32歳、2020年8月にキャリアハイ29位を記録しているシュトルフがモンテカルロ・マスターズに出場するのは8度目。今大会は予選2試合を勝ち抜き、1回戦で世界ランク50位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、2回戦で第14シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を破って、2018年以来3度目の16強入りを果たした。
一方、前週のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)で今季初優勝を飾った世界ランク4位のルードは、2回戦で世界ランク31位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を破って3年連続で3回戦に進出した。
シュトルフは過去2戦2勝のルードに対して、試合開始から3ゲームを連取すると第6ゲームでもブレークを奪い、わずか26分で第1セットを先取する。
第2セットもシュトルフがネットプレーで積極的にポイントを決めて主導権を握り、ゲームカウント1-2から4ゲーム連取でサービングフォーザマッチを迎える。しかし、シュトルフは2度マッチポイントを握るも決め切れず、逆にルードがここから3ゲームを連取してゲームカウント5-5に追いつく。
両者譲らずタイブレークに突入すると、シュトルフがこの試合4度目のマッチポイントを決めて、2020年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)以来、キャリア2度目の「ATPマスターズ1000」ベスト8進出を決めた。
シュトルフは準々決勝で、第5シードの
A・ルブレフと第9シードの
K・ハチャノフの勝者と対戦する。
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