男子プロテニス協会のATP公式サイトは22日、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に第7シードとして出場する世界ランク8位の
H・ルーネ(デンマーク)のインタビューを掲載。自身も驚くほど急激に力を伸ばし、世界ランクトップ10に食い込んだ成長とツアーでの戦い方について語っている。
>>西岡、ダニエルらマイアミOP組合せ<<>>日比野、サバレンカらマイアミOP組合せ<<19歳のルーネは昨年だけで3度のツアータイトルを獲得し世界ランクを急上昇させ、一躍トップ選手に。特に11月に行われたロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)では
S・ワウリンカ(スイス)、
H・フルカチュ(ポーランド)、
A・ルブレフ、
C・アルカラス(スペイン)、
F・オジェ アリアシム(カナダ)を破り決勝へ進むと、最後は
N・ジョコビッチ(セルビア)を逆転で下し「ATPマスターズ1000」で初のタイトルを獲得。
今年1月には世界ランクもトップ10デビューし、快進撃が続いている。
インタビューのなかでルーネは自身が未だ発展途上であることを認めたうえで、今後も大きく成長していく自信を覗かせた。
「僕は55パーセントか60パーセントのポテンシャルに達したと思う。19歳だからまだまだ学ぶべきことはたくさんあると思う。ある意味、うれしいことだけど、悔しいこともあるんだ。でも、それをポジティブにとらえなければならない。今、僕は世界8位で、自分の可能性の55パーセントに達している。それはポジティブなことだよね」
今季はマッチ10勝7敗のルーネ。前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATPマスターズ)では3回戦でワウリンカにフルセットで敗れたが、それも糧にして前進すると語った。
「あまり良いプレーはできなかった。このような試合は時々あるから、そこから少し学んで、できるだけ早く前に進まなければならないんだ。ここ(マイアミ)では、それがうまくできている。良い練習がたくさんできたし、準備もできていて、外に出て楽しむ準備ができている。クレーシーズン前の最後のハードコートの大会だから、できる限り楽しみたいんだ」
マイアミ・オープンでは、昨年予選に出場したルーネ。予選1回戦で
望月慎太郎と対戦したものの、第1セット終了時に負傷のため棄権している。今大会は、初の本戦で第7シードとしてデビューする。
「(昨年の)予選1回戦では、残念ながらけがをして20分しかプレーできなかったが、今は第7シードとしてここにいる。今年はちょっといい感じだね。僕は今、メインドローでほとんどすべての大きなトーナメントをプレーしてきた。この大会もとても特別な大会で、将来的に自分が優勝するのを見たい大会であることは間違いない。素晴らしいイベントだし、マイアミにいるのは本当に楽しい。始まるのが待ちきれないよ」
ルーネは1回戦で世界ランク74位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。フチョビッチは1回戦で同63位の
P・カチーン(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
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