男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク55位の
A・マレー(イギリス)が同61位のT・マルティン・エチェベリーを6-7 (5-7), 6-1, 6-4の逆転で破り、3年連続の初戦突破を果たした。
>>西岡 良仁vsガリン 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsベレッティーニ 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<35歳のマレーは今季、開幕戦となった1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)では初戦敗退となったものの、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2試合で合計10時間34分の試合を勝ち抜き3回戦進出を果たした。
マレーは2月に行われたカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)では
A・ズベレフ(ドイツ)、
L・ソネゴ(イタリア)らを下して決勝に進出。決勝では第3シードの
D・メドベージェフに敗れるも準優勝をおさめた。
その後、前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は股関節の負傷により欠場し、BNPパリバ・オープンに備えて調整を行っている。
マレーは今大会が15度目の出場で最高成績は2009年の決勝進出。一方、マルティン・エチェベリーは初出場。
初顔合わせとなったこの試合、第1セットで両者は2度ずつブレークを奪い合ってタイブレークに突入。タイブレークに入るとマレーは3度のミニブレークを許し、1時間28分で先行される。
続く第2セット、1度もブレークを許さなかったマレーは第4・第6ゲームでブレークを奪い、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第1セットと同様にお互いにサービスキープが続くも、マレーは第8ゲームから3ゲーム連取に成功し、勝利した。
勝利したマレーは2回戦で第15シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のため、カレノ=ブスタは2回戦から登場。
BNPパリバ・オープン本戦の第1シードは
C・アルカラス(スペイン)、第2シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードは
C・ルード(ノルウェー)、第4シードは
T・フリッツ(アメリカ)、第5シードはD・メドベージェフ、第6シードは
A・ルブレフ、第7シードは
H・ルーネ(デンマーク)、第8シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)。
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