国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

国枝慎吾の特別番組 WOWOWで放送

国枝慎吾、小田凱人、松岡修造
松岡修造、国枝慎吾、小田凱人
画像提供: WOWOW
WOWOWでは、今年1月22日に現役引退を表明し、3月3日に、パラアスリートで初、テニス界でも初となる国民栄誉賞の受賞が正式決定した車いすテニスの巨星・国枝慎吾の輝かしい足跡をたどる「国枝慎吾引退スペシャル ~俺は最強だ!~」を3月5日(日)午後9時より放送・配信する。

単複合わせ通算50回、グランドスラムタイトルを勝ち取り、パラリンピックには5大会連続出場、単複合わせて金メダル4枚を獲得した国枝。本人をスタジオに迎え、今年1月の全豪オープンで準優勝した16歳・小田凱人、MC・松岡修造とともに、強さの秘密、その裏側にあった葛藤、引退の理由などに迫る。さらにテニスの未来や妻・愛さんへの思いなども語っている。

番組前半では、松岡が国枝と1対1で、引退を決意するに至った心境や、国枝が座右の銘とする「俺は最強だ!」という言葉に込めた思いなどをじっくりと深掘りしていく。さらに「俺は最強だ!」が生まれるきっかけを作ったメンタルトレーナーのアン・クイン氏へのインタビューをもとに、その粘り強いメンタリティーがどのようにつくられたのかにも迫る。


対談する松岡修造と国枝慎吾[画像提供: WOWOW]

2022年のウィンブルドンで初優勝を果たし、生涯ゴールデンスラムを成し遂げる偉業を達成。そこから約半年での引退発表となったことに、まずは「テニスプレーヤーを世界ナンバーワンのままで終えたわけですが、“最強で終わる”というこだわりがあったんですか?」と切り込んだ松岡。「こだわり...そうですね...」としばし黙考した国枝は、「昨年のウィンブルドンで優勝して、年末まで世界ランキングで1位だったというのはたまたまだったというか。そこに執着したのではなく、たまたまそういうタイミングだったという方が、意味合いとしてはしっくりくるかなと思います」と返答。また引退の理由として、国枝は「競技に対する野心がスッと消えちゃって。このまま続けていくことで、競技に向き合っていく自分を裏切りながらやることになるんじゃないかと思った」と正直な思いを吐露する。

さらに松岡が「国枝さんを見続けてきて、お疲れさまという気持ちなのですが、あえて言わせていただくなら、最強だったら、世界ナンバーワンだったら、まだ戦えるじゃないかとも思ったのですが。それはなぜですか?」と引退の真相を深掘りしていくと、国枝もその問いかけに真摯(しんし)に返答。同じテニスプレーヤーの立場だからこそわかり合える、二人のやりとりにも注目だ。さらに対談では、引退を決めた時の家族の反応や、引退後の暮らしぶりなど、引退した今だからこそ話せるであろう、国枝の正直な思いが次々と飛び出し、松岡も「なるほどなぁ...」としみじみ、深く感じ入った様子だった。

番組後半では、2022年の楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)決勝で激闘を繰り広げた相手であり、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝した小田をスタジオゲストに迎え、さらに深化したトークを展開。「自分が車いすテニスを始めた理由も、国枝選手の写真を見てカッコいいなと。こうなりたいなと思った、というのがありました」と語る小田は、「プロになってからは、よりそのすごさ、勝ち続ける難しさも実感しました。16年にわたりトップの位置に居続けることがどれだけ難しいことか、その姿を間近で見て学ぶことも多かった。感謝しかないですね」と国枝への思いを吐露。


16歳の小田凱人[画像提供: WOWOW]

今回の引退に際し「テニスでやりたいことはすべてやりきった」と充実感をのぞかせる国枝だが、その一方で「唯一達成できなかったこと」があったという。その“達成できなかったこと”とは何なのか。そしてその思いを託された小田が語るこれからのテニス界への思いとは何なのか。番組では、国枝が積み重ねてきた栄光の軌跡をたどることはもちろんのこと、これからのテニス界を背負う小田も交えて、大いに語り合っている。さらに番組内では、伊達公子錦織圭N・ジョコビッチ(セルビア)ら、国枝をよく知る人物たちからのメッセージ、そして国枝の活躍を一番近くで支え続けてきた妻・愛さんへの独占インタビューなども紹介する。

<以下、番組収録直後に行った3人へのインタビュー>

収録を終えていかがですか?

国枝:WOWOWさんは2015年からグランドスラムで応援していただいて、僕のテニスもたくさん追っていただいたというのがあるので。過去のVTRも含めて、本当に懐かしい気持ちにもなりましたし、またこうして修造さんや小田選手と一緒に、過去やこれからのことを語ったりしたということで自分自身の整理にもなりました。今までやってきたことを懐かしみながら楽しく収録できたかなと思います。


国枝慎吾[画像提供: WOWOW]

小田:やはり呼んでいただいたからには、(ここに)来るという選択肢しかなかったです。すごく光栄なことですし、今まで僕が見たことがない国枝選手の映像も見ることができました。国枝選手が引退されて、これからは自分たちが、国枝選手が作り上げてきたものをさらに大きくしなければ、という意味でも頑張らないといけないな、とあらためて思いました。

松岡:この番組自体、国枝さんの裏側に迫っているわけですが、今までなかなか見えなかった弱い国枝さんもいたし、自分と戦ってきた国枝さんも、奥さんと一緒に戦ってきた国枝さんもいた。そういうことが見えることで、国枝さんが成し遂げたことが本当にすごかったんだな、ということをあらためて実感しました。また、(次世代の選手である小田選手との)架け橋がここにあったというのも、すごく聞きごたえがある話でしたね。

――番組内で添田豪監督や錦織圭選手から、今後は車いすテニスだけでなく、テニス界全体を盛り上げてほしいというコメントがありました。テニス界を盛り上げるためにはどういうことが必要だと思われますか?

国枝:やっぱり、テニス界が盛り上がるためには選手が頑張るしかないですよね。それが一番手っ取り早いというか、直接的だと思うので。錦織圭選手や大坂なおみ選手がテニスを盛り上げたのと同じように、西岡(良仁)くんなども今、駆け上っている最中だと思いますけど、そういった選手にテニス界を盛り上げてもらいたい。車いすテニスでも、小田選手や上地(結衣)選手らが、パリ(パラリンピック)での金メダルを、世界ナンバーワンを目指してやっていると思うので。みんなで一緒になって、テニス界を盛り上げていってほしいなと思います。僕も、それを少しでも支えることができたらうれしいですね。

――これから番組をご覧になる方へメッセージをお願いします。

松岡:この番組は国枝さんのこれまでの歴史だけではなく、見ている人が“自分でも最強になれるんだ”と思わせてくれる番組ですね。国枝さんの思いを共有しながら、どうやって戦っていくのか、自分でもできるんじゃないかと思わせてくれる。そんな力が国枝さんの最も大きな魅力だと思います。だからみんなも最強になりましょう!

小田:自分のテニス人生はこれからもきっと続くと思いますし、僕個人としてやはり結果を出すことが今は何より大事かなと思うので、そこは引き続き見てほしいと思います。そういう意味で今日は国枝選手のスタジオ収録に呼んでいただいたことがすごく光栄ですし、僕もこの番組を見るのが楽しみだなと思いました。

国枝:僕自身のキャリアの軌跡というか、そういうものが詰まった1時間だと思うので、これを見ていただいて、懐かしんでもらいたいですし、また、新しい車いすテニスの選手にも注目してもらいたい。そういった皆さんの興味や関心をよりかきたてる番組になっていると思うのでぜひご覧いただきたいですね。

【放送・配信情報】
「国枝慎吾引退スペシャル ~俺は最強だ!~」
3/5(日)午後9:00[WOWOW ライブ][WOWOW オンデマンド]
出演:国枝慎吾、小田凱人、松岡修造、宮脇美咲
【関連番組情報】
WOWOW オンデマンドでは国枝慎吾過去の名勝負選なども視聴可能!
https://wod.wowow.co.jp/browse/editorial/25154
【放送予定などの最新情報は番組公式サイト、SNS をチェック!】
WOWOW 番組公式サイト https://www.wowow.co.jp/sports/tennis/
WOWOW テニス公式ツイッター https://twitter.com/wowowtennis
WOWOW テニス公式インスタグラム https://www.instagram.com/wowowtennis/
WOWOW テニスワールド https://wowowtennisworld.jp/
WOWOW テニスワールドツイッター https://twitter.com/w_tennisworld

[PR]祝!国民栄誉賞!3/5(日)午後9:00 WOWOWで放送・配信
「国枝 慎吾 引退スペシャル ~俺は最強だ!~」


■放送&配信スケジュールはこちら>


■関連ニュース

・国枝、国民栄誉賞授与が決定
・国枝に国民栄誉賞「誇らしい」
・国枝慎吾 10度目の年間1位「誇り」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年3月3日17時00分)

その他のニュース

2月5日

ハレプ引退「もう不可能」 (11時28分)

アルカラス 低調な内容も初戦突破 (10時04分)

【告知】錦織圭vsマハツ (8時07分)

元世界1位、突然の引退発表 (7時21分)

計7時間!? 同日に準決勝&決勝  (0時37分)

2月4日

内島萌夏 世界27位に惜敗 (22時26分)

本玉真唯 日比野菜緒にストレート勝ち (21時04分)

【第39回日本リーグ女子】 決勝T組合わせ (18時03分)

【第39回日本リーグ男子】決勝T組合わせ (17時09分)

元世界2位 15ヵ月ぶりツアー復帰 (15時56分)

全国選抜テニス 団体戦組合せ決定 (12時37分)

ダニエル太郎 フルセットで敗れ初戦敗退 (12時02分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎vsティアフォー (10時00分)

チチパス快勝で今季マッチ2勝目 (9時15分)

メド、ワウリンカに逆転勝ちで初戦突破 (8時13分)

2月3日

約1年3ヶ月ぶり 9度目V (23時14分)

17歳 園部八奏 世界55位に快勝 (21時22分)

3度目の正直「ついに優勝できた」 (20時08分)

錦織・西岡ら3日付世界ランク (17時35分)

西岡良仁 波紋呼ぶ“接触事故”に言及 (16時27分)

大坂は変動なし 3日付日本勢世界ランク (15時09分)

怒りの声明「この1週間全てが台無し」 (14時55分)

日本らデ杯予選1回戦結果一覧 (13時32分)

シナーが「今ベストの選手」 (12時13分)

加齢で変化 メド「火絶やさないように」 (10時48分)

今季2勝目、室内ハードで強さ発揮 (9時09分)

遺恨残る事件へ発展…選手接触→敗退に (7時44分)

2月2日

17歳 園部八奏 快勝でツアー本戦入り (21時11分)

世界10位撃破の金星 初の決勝へ (19時42分)

ジョコ不在でまさかの大逆転負け (17時34分)

錦織圭 アジア勢初の快挙達成 (15時18分)

全国選抜テニス 出場校が決定 (13時55分)

疑惑の判定で一触即発の事態 (11時18分)

17歳 園部八奏 ツアー本戦に王手 (9時07分)

日本 次戦は強豪ドイツに決定 (8時01分)

錦織圭 初戦で第6シードと激突 (6時48分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!