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内田海智「持ち味出せた」

内田海智
内田海智
画像提供: tennis365.net
男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTEN 2023 ワールドグループ1のプレーオフ(日本/兵庫、ハード)「日本vsポーランド」は5日、第2日が行われ、第1試合のダブルスで白星を挙げ日本の勝利が確定。勝敗が決定したものの第4試合が行われ、世界ランク196位の内田海智が同383位のM・カシニコフスキ(ポーランド)を6-2, 7-5のストレートで破った。

>>デビスカップ 日本vsポーランド 組み合わせ・結果<<

24ヵ国が争うワールドグループ1・プレーオフ。この対戦で勝利した12カ国はワールドグループ1に昇格する。

日本は昨年行われたワールドグループ1でウズベキスタンと対戦し、1勝3敗で敗退。この結果、日本はワールドグループ1・プレーオフに臨むこととなった。そして、ポーランド戦が今年から2期4年間監督を務める元世界ランク47位の添田豪にとって代表監督としての初陣となる。

兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで行われる同一戦。4日にはシングルス2試合、5日にダブルス1試合とシングルス2試合が行われる。

4日に行われたシングルス2試合では世界ランク33位の西岡良仁と同108位のダニエル太郎がそれぞれ同273位のD・ミハルスキ(ポーランド)と同255位のK・ジュク(ポーランド)をストレートで撃破。

5日の第1試合では綿貫陽介/ マクラクラン勉組がL・クボット(ポーランド)/ J・ジェリンスキ(ポーランド)組を4-6, 7-5, 7-6 (7-2)の逆転で破り、日本が3連勝でワールドグループ1昇格を決めている。

勝敗が決まったものの第2試合が行われ内田が登場。この日の第1セット、内田はファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得し、1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、わずか22分で先行する。

続く第2セットでは互いにサービスキープが続くと第10ゲームではセットポイントとなるブレークポイントを2度握られる。しかし、これを凌ぐと内田が直後の第11ゲームでブレークに成功し、1時間4分で勝利した。

日本テニス協会は公式サイトで内田のコメントを掲載し「ダブルスで決めてくれて僕に回ってきました。コートでは持ち味のパワーテニスを表現しようと思っていましたが、最初から最後までそれが出来たと思います。(試合前の)控室で絶対に4-0で締めてくれとプレッシャーをかけられました。そのおかげで試合に集中して入れたと思います」と語っている。

【日本vsポーランドの組み合わせ・結果】
■4日12時から開始予定

第1試合:西岡良仁 vs D・ミハルスキ, 6-3, 6-2
ダニエル太郎 vs K・ジュク, 6-3, 6-4

■5日11時から開始予定

第1試合:マクラクラン/ 綿貫 vs クボット/ ジェリンスキ, 4-6, 7-5, 7-6 (7-2)
第2試合:内田海智 vs M・カシニコフスキ(ポーランド)6-2, 7-5
第3試合:ダニエル vs ミハルスキ[中止]

日本代表とポーランド代表のメンバーは以下の通り。

【日本代表】
西岡良仁
ダニエル太郎
綿貫陽介
内田海智
マクラクラン勉
監督:添田豪

【ポーランド代表】
K・ジュク
D・ミハルスキ
M・カシニコフスキ
J・ジェリンスキ
L・クボット
監督:マリウシュ・フィルステンベルク

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