テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は１９日、男子シングルス２回戦が行われ、第４シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が予選から出場している世界ランク１９１位のＥ・クアコー（フランス）を6-1, 6-7 (5-7), 6-2, 6-0で破り、２年ぶり１５度目の３回戦進出を果たした。

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ジョコビッチは全豪オープンで９度の優勝を誇り、昨年は４連覇と１０度目の優勝を目指し出場を予定していたが、新型コロナウイルスのワクチンの接種状況を理由とした滞在許可を求めた法廷闘争に敗れて国外退去となり欠場。同大会２年ぶりの出場となる。

この試合の第１セット、ジョコビッチは第３ゲームから５ゲーム連取に成功し、４１分で先行する。

続く第２セット、両者は互いにサービスキープが続き、タイブレークに突入。ジョコビッチは３度のミニブレークを許し、クアコーが１セットオールに追いつく。

第３セット、ジョコビッチは序盤で３ゲーム連取に成功すると、第８ゲームでもブレークを奪ってセットカウント2-1とする。

第４セット、流れを掴んだジョコビッチは６ゲーム連取で３回戦進出を決めた。

勝利したジョコビッチは３回戦で第２７シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）と対戦する。ディミトロフは２回戦でＬ・ジェレ（セルビア）を6-3, 6-2, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第５シードのＡ・ルブレフ、第９シードのH・ルーネ、第１２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）、第２４シードのＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）、第２５シードのＤ・エヴァンス（イギリス）らが３回戦に駒を進めている。

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