テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、女子シングルス2回戦が行われ、第13シードの
D・コリンズ(アメリカ)が世界ランク133位の
K・ムチョバ(チェコ)を6-7 (1-7), 6-2, 7-6 (10-6)の逆転フルセットで破り、2年連続3度目の3回戦進出を果たした。この試合、コリンズはファイナルセットで自身が勝利したと勘違いする珍事が発生した。
>>西岡vsマクドナルド 1ポイント速報<<>>西岡、ジョコビッチ、メドベージェフら全豪OP男子 組合せ<<昨年の全豪オープンではキャリア初の四大大会決勝に駒を進め、
A・バーティ(オーストラリア)に敗れたものの準優勝を果たしていた世界ランク14位のコリンズ。
この試合では第1セットをタイブレークの末に落としたが、第2セットでは1度もブレークチャンスを与えることのないプレーを披露しリターンゲームでは2度のブレークに成功。セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは互いに1度ずつブレークを奪い合い10ポイント制のマッチタイブレークに突入した。中盤、6-3としたコリンズはラリー戦を制し7-3に。この時点で通常の7ポイント制のタイブレークだと勘違いしていたコリンズは、ラケットを放り投げ喜びを表現。ラケットを拾いネットへ挨拶に向かっていた際に異変に気付き、審判に確認をした。ここでファイナルセットは10ポイント制になると知ったコリンズは苦笑いしながらベースラインへ戻りプレーを再開した。
1度試合が終了したと思ったことでメンタル面への影響が懸念されたものの、その後もポイントを重ね2時間55分の熱戦をものにした。
コリンズは3回戦で第22シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。ルバキナは2回戦で世界ランク106位の
K・ユヴァン(スロベニア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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