テニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は21日、グランドスラム2勝を含むツアー通算24勝を誇る世界ランク9位の
S・ハレプ(ルーマニア)が、ドーピング検査で陽性反応を示したため、暫定的な出場停止処分が科されたことを発表した。
発表によると、今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)時に採取されたハレプのサンプルから、使用が禁止されているロキサデュスタットが検出された。
ハレプはこの処分に対して、自身のSNSを通じて「今日、人生で最も難しい試合、真実のための戦いが始まる」とつづった。
「ロキサデュスタットという物質がごく微量ながら検出し陽性と判定されて、人生最大のショックが走った」
「私は禁止薬物の摂取を知らなかったことを証明するために最後まで戦い、遅かれ早かれ、真実が明らかになると信じている」
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