男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は9日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのチチパスを6-3, 6-4で破り、2週連続優勝を飾った。ジョコビッチはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)から出場した3大会連続のマッチ16連勝で今季4勝目、キャリア通算90度目のタイトルを獲得した。
>>ジョコビッチらアスタナOP 組合せ・結果<<>>フリッツら楽天OP 組合せ・結果<<前週のテルアビブ・ウォーターゲン・オープン(イスラエル/テルアビブ、室内ハード、ATP250)で、キャリア通算89個目のシングルスタイトルを手にした35歳のジョコビッチ。
今大会の準決勝では過去6勝4敗、第2シードの
D・メドベージェフと今年初対戦をしたが、ジョコビッチの4-6, 7-6(8-6)時点でメドベージェフが途中棄権をし、思わぬ形で決勝進出を決めた。
一方のチチパスは、8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で1回戦敗退を喫して以来のツアー大会出場となった。今大会、準々決勝で第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を7-6(10-8), 6-3、準決勝で第5シードの
A・ルブレフを4-6, 6-4, 6-3の逆転で破って勝ち上がった。
ジョコビッチとチチパスは10度目の対戦で、ジョコビッチの7勝2敗。直近では今年5月に行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)の決勝で激突し、ジョコビッチが6-0, 7-6 (7-5)のストレート勝ちをおさめている。
両者、磐石のサービスゲームを展開して始まった決勝戦、ジョコビッチはゲームカウント4-3で迎えた第8ゲームでこの試合初めてブレークポイントを握ると、これを決めてブレークに成功。ジョコビッチはサービングフォーザセットをラブゲームで締めて第1セットを先取する。
第2セット、ジョコビッチが第3ゲームで2度ブレークチャンスを掴むもチチパスがこれを阻む。それでもジョコビッチは第5ゲームでブレークに成功して1ブレークアップとする。チチパスの反撃は及ばず、ジョコビッチが2週連続でタイトルを手にした。
敗れたチチパスは今季3勝目、通算10度目のタイトル獲得はならなかった。
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