テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は26日、女子シングルス予選決勝が行われ、第7シードで世界ランク94位の
土居美咲は第28シードで同132位の
C・ブレル(フランス)に6-2, 4-6, 6-7(10-12)で敗れ、4年連続10度目の本戦出場はならなかった。
>>内島vsアヴァネシャン 1ポイント速報<<>>大坂 なおみvsコリンズ 1ポイント速報<<土居の全米オープンでの過去最高成績は2015年と2021年の2回戦進出。
3試合勝ち抜くと本戦出場権が得られるこの予選。土居は1回戦、2回戦ともストレート勝ちで2試合合計でわずか6ゲームしか落とさずに勝ち上がった。
土居はこの試合、序盤から5ゲームを連取し試合の主導権を握る。第7ゲームでブレークを許すも直後の第8ゲームをブレークして第1セットを先取する。
第2セット、土居が第4ゲームで先にブレークを奪うもその後3度ブレークを許して1セットオールに。
迎えたファイナルセット、土居は第5ゲームで先にブレークを奪われる。土居はゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームのブレルのファービングフォーザマッチをラブゲームでブレークバックに成功し、第12ゲームでマッチポイントを握る。
しかし1度凌がれ、2度目のマッチポイントの場面で雨により試合は中断を余儀なくされる。約1時間の中断後に再開されると、土居はこのゲーム計4度のマッチポイントを決めきれず、タイブレークに持ち込まれる。
先にミニブレークに成功した土居だったが4ポイント連取を許してポイント2-4となった場面で、再び雨により試合は中断する。
再開後、土居は2度のマッチポイントを凌いでポイント10-9でマッチポイントを握るも決めきれず、3ポイントを連取されて2時間45分に及んだ熱戦の末に敗れた。
同日に行われている女子シングルス予選決勝には、土居と第26シードで同130位の
内島萌夏、世界ランク200位の
日比野菜緒が本戦出場をかけて臨んでいる。
全米オープン本戦は現地29日に開幕を迎え、本戦ストレートインの世界ランク44位の
大坂なおみは1回戦で第19シードの
D・コリンズ(アメリカ)と対戦する。
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