女子テニスのレディース・オープン・ローザンヌ(スイス/ローザンヌ、レッドクレー、WTA250)は17日、シングルス決勝が行われ、世界ランク55位の
P・マルティッチ(クロアチア)が世界ランク106位の
O・ダニロヴィッチ(セルビア)を6-4, 6-2のストレートで破り、約3年ぶり2度目のツアータイトルを獲得した。
今大会、第2シードの
B・ベンチッチ(スイス)や第5シードの
N・パリサス ディアス(スペイン)、第6シードの
C・ガルシア(フランス)らを破り、決勝へ駒を進めた31歳のマルティッチ。
この日は21歳のダニロヴィッチ相手に計4度のブレークを奪うと、サービスゲームでは23本のウィナーや6度のサービスエースを決め、90分の一戦を制した。
マルティッチはこの勝利により、2019年のTEB BNPパリバ・テニス・チャンピオンシップ・イスタンブール(トルコ/イスタンブール、レッド クレー、WTA250)以来、キャリア2度目のツアー優勝を飾った。
女子テニス協会の公式サイトはマルティッチのコメントを紹介。
「最初から最後まで、かなり安定したプレーができたと思う。昨日やその前の試合では、それができなくて、何度か調子を落としてしまった。今日は本当にシャープなプレーを心がけて、彼女に試合を振り出しに戻されないようにした」と語った。
一方、敗れたダニロヴィッチは2018年のリバーカップ (ロシア/モスクワ、クレー、インターナショナル) 以来4年ぶり2度目のツアー優勝がかかっていたものの、タイトル獲得とはならなかった。
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