テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は20日、男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク247位の
守屋宏紀が同181位のB・ゴヨ(クロアチア)を5-7, 7-6 (7-5), 6-1の逆転で破り、初戦突破を果たした。
3試合に勝利すると本戦に出場できるこの予選。31歳の守屋は2015年以来7年ぶり2度目の本戦出場を狙う。
この試合の第1セット、序盤から互いにサービスキープが続くと第9ゲームで守屋が先にブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークを許すと3ゲーム連取を許し成功される。
続く第2セットでは第6ゲームでブレークを許した守屋だったが、直後の第7ゲームでブレークバックに成功。サービスキープが続きタイブレークに突入すると2度のミニブレークに成功し、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、守屋は序盤から5ゲームを連取し、2時間13分の激闘を制した。
勝利した守屋は予選2回戦で第13シードの
N・ボルジェス(ポルトガル)(ポルトガル)と対戦する。ボルジェスは1回戦で世界ランク229位のM・アルナルディ(イタリア)を6-3, 5-7 (2-7), 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
日本勢では守屋の他に世界ランク272位の
杉田祐一が予選から出場。初戦で190位の
F・ガイオ(イタリア)と対戦したが、4-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
また、27日から始まる本戦には、
西岡良仁と
ダニエル太郎のストレートインが確定している。
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