上地、大谷撃破で全仏4強

上地結衣（2021年時）

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は１日、車いすテニスの女子シングルス準々決勝が行われ、第２シードの上地結衣が大谷桃子を7-6 (7-5), 3-6, 6-2のフルセットで破り、日本人対決を制してベスト４進出を果たした。

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昨年大会で準優勝を収めている上地。この試合の第１セットでは大谷に５ゲーム連取を許す厳しい展開に。それでもそこから６ゲームを連取しタイブレークに突入。４度のミニブレークに成功し先行する。

しかし、続く第２セット、第１ゲームでいきなりブレークを許した上地。直後の第２ゲームでブレークバックに成功したものの、第３・第９ゲームでもブレークを奪われ、セットカウント１－１に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、上地は序盤で２度のブレークに成功しゲームカウント5-0とリードする。第６ゲームで１度のブレークを返されるも、その後のサービスをお互いにキープし、２時間２３分で勝利した。

勝利した上地は準決勝で第３シードのＡ・ファンクート（オランダ）と対戦する。ファンクートは準々決勝でＤ・マシューソン（アメリカ）を4-6, 6-2, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。