テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は24日、男子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク297位の
JW・ツォンガ(フランス)は第8シードの
C・ルード(ノルウェー)に7-6 (8-6), 6-7 (4-7), 2-6, 6-7 (0-7)で敗れ、2019年以来3年ぶり10度目の初戦突破とはならなかった。そして、この大会をもって現役生活に幕を下ろした。
>>ジョコビッチら 全仏OP男子組合せ<<>>シフィオンテクら 全仏OP女子組合せ<<全仏オープンで過去に2度(2013年、2015年)のベスト4進出を果たしている元世界5位のツォンガ。この試合の第1セットでは、お互いにブレークチャンスを掴めずにタイブレークに突入。タイブレークではお互いにミニブレークを奪い合う展開となるとツォンガが3度目のセットポイントをものし先行する。
続く第2セットでは第7ゲームで先にブレークを許すも直後の第8ゲームでブレークバックに成功。第1セット同様にタイブレークに突入するも2度のミニブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。
第3セット、第4ゲームでブレークを許したツォンガ。その後の第8ゲームでもブレークを奪われ、セットカウント2-1とリードされる。迎えた第4セット、お互いにサービスキープが続くも第11ゲームで先にブレークに成功。しかし直後の第12ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入。タイブレークでは7ポイントを連取され、3時間49分の激闘の末に力尽きた。
勝利したルードは2回戦で世界ランク61位の
E・ルースブオリ(フィンランド)と対戦する。ルースブオリは1回戦で同46位の
U・アンベール(フランス)を6-2, 2-6, 6-7 (4-7), 6-4, 6-2のフルセットで破っての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、世界ランク56位の
L・ジェレ(セルビア)、同70位の
R・ガスケ(フランス)が2回戦に駒を進めている。
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