男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク361位の
S・ワウリンカ(スイス)が同58位の
L・ジェレ(セルビア)を7-6(10-8), 3-6, 6-4のフルセットで破り、ベスト16進出を決めた。この結果により、ワウリンカは3回戦で第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)との2年8ヶ月ぶり26度目の対戦が決まった。
>>ジョコビッチvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<1回戦では第14シードの
R・オペルカ(アメリカ)を3-6, 7-5, 6-2の逆転で破り、2021年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来、1年3カ月ぶりに白星を挙げたワウリンカ。
この日は互いにサービスキープが続く拮抗した展開となり、タイブレークへ突入。タイブレークでも攻防が続く中、ジェレの3度のミニブレークに対して、4度のミニブレークを奪い第1セットを先行する。
続く第2セットでも互いにサービスゲームを守り合うも、ワウリンカは第8ゲームでこの日最初のブレークを許し1セットオールとされる。
勝負のファイナルセット、先にブレークを奪われたワウリンカだったが第6・第10ゲームで2度のブレークに成功し2時間48分の熱戦を制した。
なお、3回戦で対戦するジョコビッチは2回戦で世界ランク35位の
A・カラツェフを6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第10シードの
J・シナー(イタリア)らが3回戦へ駒を進めている。
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