女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、
大坂なおみの欠場により出場した世界ランク51位の
N・パリサス ディアス(スペイン)が、世界ランク37位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)の途中棄権により、初の初戦突破を決めた。
>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<>>BNLイタリア国際 女子組合せ・結果<<左足首負傷により同大会を欠場した大坂の代役(ラッキールーザー)として出場したパリサス ディアス。この日、第2ゲームに最初のブレークをソリベス=トルモに許すと、第6ゲームでもブレークを許し、1-6で第1セットを落とす。
続く第2セットでは第1ゲームからブレークを奪われるも、直後にブレークバック。その後、再びブレークを許したパリサス ディアスだったが、ゲームカウント3-4の時点でソリベス=トルモが途中棄権。
試合後、女子テニス協会のWTAがソリベス=トルモの棄権理由を公式発表。ツイッター上では「左上背部の負傷により棄権した」と公表している。
初戦突破を決めたパリサス ディアスは2回戦で世界ランク90位の
B・アンドレースク(カナダ)と対戦する。アンドレースクも1回戦で対戦相手の
E・ラドゥカヌ(イギリス)が6-2, 2-1の時点で途中棄権をしたことで初戦突破を決めている。
なお、欠場した大坂は前週に行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)の2回戦で敗退。1回戦の後から左足のアキレス腱の痛みを感じ、1日安静にしていたもののウォーミングアップをするにつれて痛みがひどくなったことを明かしていた。
「正直、前にも(同じ痛みが)あったの。2年前かな、マイアミの後とかに。よほどのことが起きない限り、大きな問題になるとは思えない。でも、今はただ前進する方法を学ぶだけだと思っているわ」
大坂はBNLイタリア国際の公式SNSで8日に会場で練習を行う動画が公開されていたが、出場を断念することになった。
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