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アルカラス「限界はない」

カルロスアルカラス
カルロス・アルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)を初制覇した世界ランク6位のC・アルカラス(スペイン)は、同大会での快挙の背景に、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で初戦敗退を喫した経験が生かされていると語った。

>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<

>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<

アルカラスは4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で、18歳でマスターズ初制覇の快挙を成し遂げる。

注目を集めるなかで臨んだ翌々週のロレックス・モンテカルロ・マスターズでは、初戦の2回戦で世界ランク42位のS・コルダ(アメリカ)に6-7 (2-7), 7-6 (7-5), 3-6のフルセットで敗れた。

ハードコートからクレーコートシーズンへの切り替えに苦労するかと思われたが、翌週のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)で優勝。

そしてムチュア・マドリッド・オープンでは準々決勝で世界ランク4位のR・ナダル(スペイン)、準決勝で同1位のN・ジョコビッチ(セルビア)、決勝で同3位のA・ズベレフ(ドイツ)を破って今季ツアー4勝目を飾った。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し、「敗北から多くを学ぶことができる」と語った。

「自分では、今とてもいいプレーができていると思っているんだ。数字が物語るように、僕は今クレーコートでとてもうまくいっていると思う」

「モンテカルロで言ったように、敗北から多くを学ぶことができる。これは分かりやすい例だと思う。モンテカルロでは初戦で負けてしまったけれど、その敗北から学び、バルセロナとマドリッドに向けて練習するようになった。自分はとても良いプレーをしていると考えているし、他の選手にとっても手強い相手だと思っている」

「まだすべてを改善しなければならない、と思っているよ。いつも言っていることだけど、何事も改善できる。限界はないんだ」

「ラファ、ジョコビッチ、フェデラーを見ればわかるように、彼らは常に向上しているし、改善すべき点も持っている。だから彼らは素晴らしく、長くトップにいられるんだ。彼らは努力し続け、向上し続けている」

アルカラスは今後、8日に開幕しているBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に第7シードとして出場する予定。




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(2022年5月9日11時46分)



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