男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第9シードの
J・シナー(イタリア)が第5シードの
A・ルブレフを5-7, 6-1, 6-3の逆転で破り、同大会初のベスト8進出を果たした。試合後、シナーは“足の症状”について語った。
>>ズベレフvsシナー 1ポイント速報<<>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<シナーは前々週に開催されたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)の準々決勝で“水ぶくれ”の影響により途中棄権。
男子プロテニス協会のATPは、試合途中に足の治療をしていたシナーのコメントを公式サイトに掲載。
足の症状についてシナーは、「僕は今、水ぶくれのことをよく理解している。心配することはないと思うよ。もちろん、少しは治療しないといけないけど。明日は大事な試合だからね」と語った。
なお、世界ランク12位のシナーはこの日、第1ゲームからブレークを奪われ、第10ゲームでブレークバック。しかし、直後に2度目のブレークを許し第1セットを落とす。
続く第2セット、再び第1ゲームからブレークを奪われたシナーだったが、第2ゲームでブレークバックに成功。6ゲームを連取して1セットオールとする。
勝負のファイナルセット、今度はシナーが先にブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークバックを奪われるも、その後2度のブレークに成功して2時間22分の熱戦を制した。
勝利したシナーは準々決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは3回戦で第13シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-2, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
■関連ニュース
・シナー途中棄権「動けない」・シナー「大変な月だった」・ズベレフ 快勝で4年ぶり8強■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング