男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は11日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が第6シードの
C・ノリー(イギリス)を7-5,7-6 (7-4)のストレートで破り、2020年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
>>ABNアムロ世界テニス・トーナメントの組み合わせ<<>>YouTube 大坂 なおみをイメージ! 両手バックハンドで重要な3つ 初心者必見<<この日、13本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得した21歳のオジェ アリアシムだったが、ノリーに2度のブレークを奪われる。それでも、リターンゲームではストローク戦で押し切り13度のブレークチャンスを創出。3度のブレークに成功し2時間7分で勝ち切った。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはオジェ アリアシムのコメントが掲載された。
「簡単な試合にはならないと思っていたよ。今日は彼(ノリー)のベストテニスがくると考えて臨んだ。実際、常にガードを固めてないといけなかったね。難しい試合だったし、アップダウンの激しいタフなラリーだったから勝ててほっとしているし、本当にハッピーだよ」
「精神的にも肉体的にもタフであり続けなければならないんだ。今日、タイブレークではフォアハンドの調子が良くいくつかのウィナーを打つことができた」
世界ランクでは現在自己最高の9位を維持しているオジェ アリアシム。これまでキャリア8度のツアー決勝に進出しているものの、シングルスではいまだタイトルを獲得できずにいる。
今大会、悲願のツアー初優勝を狙うオジェ アリアシムは準決勝で第2シードの
A・ルブレフと対戦する。昨年の同大会王者であるルブレフは準々決勝で、世界ランク38位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)、予選から出場している世界ランク137位の
J・レヘチカ(チェコ)が4強入りを決めた。
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