男子テニスで世界ランク24位の
M・チリッチ(クロアチア)は11日にツイッターを更新し、今週アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)にワイルドカード(主催者推薦)で出場し 約2年8カ月ぶりにツアー復帰を果たした元世界ランク3位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に対してメッセージをつづった。
>>西岡らダラス・オープン組み合わせ<<>>西岡 良仁vsマナリノ 1ポイント速報<<2009年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)王者であるデル=ポトロは、2019年6月に右ひざを負傷しツアーを離脱。当時は世界ランク12位だったものの、現在は同753位にまでランクを落としている。
そして、33歳となった現在、アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)にワイルドカード(主催者推薦)で出場。8日に行われた1回戦では
F・デルボニス(アルゼンチン)に1-6,3-6のストレートで敗れ、白星とはならなかった。試合終盤には涙を流すなど、会場は大きな歓声と感動で包まれた。
試合から数日後の11日、デル=ポトロと同じく全米オープン制している33歳のチリッチはツイッターでメッセージを発信した。
「デル=ポトロとこの旅を共有できたのは光栄なこと。ジュニア時代から一緒にやってきて、スラム(グランドスラム)のタイトルを獲得した。あなたはツアーに参加する僕ら全員と、世界中の子どもたちにインスピレーションを与える存在だった」
「テニスはあなたがその歴史に足跡を残してくれたことを光栄に思っている。キャリアを通じて直面したチャレンジと挫折があったにも関わらず、あなたは忍耐強く、最高のレベルだった。このようなかたちで去るのは悲しいけど、きっと素晴らしいことが待っていると思う。グラシアス デルポ!」
デル=ポトロとチリッチはともに1988年9月の生まれで、デル=ポトロが23日、チリッチが28日とわずか5日しか誕生日が変わらない。また、ともに身長が198cmあり、2005年にプロへと転向。デル=ポトロは2009年に、チリッチは2014年に全米オープンを制した。
ツアーではこれまで13度対戦しており、デル=ポトロの11勝2敗。最後に顔を合わせたのは2018年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝で、そのときはデル=ポトロが勝利している。
>>チリッチのツイートはこちら<<
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