男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は4日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク83位の
M・イメル(スウェーデン)が同75位の
R・ガスケ(フランス)を7-5,6-7 (6-8),6-1のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。
>>YouTube ド素人が【テニス】始めました、アイドル時代を経て初心者『もりし』奮闘<<23歳のミカエル・イメルはこの試合、10本ものダブルフォルトを犯したもののファーストサービスが入ったときには78パーセントの確率でポイントを獲得。第2セットではマッチポイントをガスケにしのがれセットカウント1-1に追いつかれたが、ファイナルセットでは3度のブレークを奪い2時間32分の熱戦を制した。
ツアー初タイトルを狙うイメルは準決勝で第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で世界ランク58位の
A・マナリノ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、現在インドで行われているタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)には25歳で世界ランク163位の兄
E・イメル(スウェーデン)もシングルスに出場しており、同日行われた準々決勝で第8シードの
S・トラヴァグリア(イタリア)を6-4,7-6 (7-4)のストレートで破りベスト4に駒を進めた。エリアス・イメルは準決勝で同137位の
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。
兄弟で同じ週に異なる大会で4強入りを決めたエリアスとミカエル。弟のミカエルは準々決勝終了後の会見で兄の活躍について「彼(エリアス)を誇りに思っているよ。今日、彼の試合をテレビで観ていた。本当にうれしいし、よく戦っている。僕の兄だし、とても誇りだ。大きなモチベーションになる」と語った。
両者の準決勝は5日にフランスとインドでそれぞれ行われる。
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